Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

クロディノ



Crodino

ソフトドリンクです。
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  1. 2017/09/22(金) 17:04:31|
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⭕️△◻️




午前・午後,みっちりなので,昼は軽く.

毎日,近くのスーパーで何か買うか,あるいは,近場のTewaで軽食.

本日の日替わり定食のポレンタ.

あとは,タイガーテー.

要はジンジャーの効いたマサラチャイ.
  1. 2017/09/22(金) 07:59:04|
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sambhasanam



所長女史と会食.

といっても,同年代なので気楽なものです.

わたしからのリクエストは「伝統的なオーストリアの店」.

ということで,向こうからは「では,自分が行ったことのあるモダンな店と,行ったことのないけど良いらしい昔ながらの店と,どっちが良い?」とのことなので,昔ながらの店に.

彼女も行ったことない店.しかも,研究所の界隈.

クリミナルムゼウムの近く.

何の変哲も無いレストラン,というか,居酒屋です.

客は100%地元おやじ.しかも,かなり年代上.ほとんど50歳台以上.煙草の煙むんむん.いまどき珍しいところです.

しかも,すべて常連.

ディープでした.

隣にたまたま座った人が,彼女が25年ぶりに会うチベット民俗学者.

大昔に習ったそうです.いやはや,ウィーン,狭いです.

居酒屋にありがちですが,あれこれとテンションあがって,長居してしまいました.

18:30から22:30まで.

帰ろうとしたら,店主が「xxxxx飲んでく?」.

食後酒のようです.

店主と三人で小さいグラスを乾杯.

養命酒みたいな薬用酒でした.

食べたのはグーラシュとパン。

そもそも、飲み屋なので、食事はグーラシュ一択の感じでした。

あとは、ビールに白ワインのグリューナーベルトリーナー。

グーラシュ、スパイスのないパキスタンカレーと考えれば、まあ、カレーの一種です(?)。

パンつけて食べれるし。

そして,なぜか店にはスプーンがない。

野菜は何も入ってないです。

この界隈も、昔は汚い貧乏地区だったそうです。

それが今では、お洒落な店も増えて家賃も上がって。

70年代を彷彿とさせる,この手の親父溜まり場酒場(日本で言えば赤提灯)も,昔は20軒あったのが、たった2軒になったとのこと。

福岡も、天神近くは、路地裏も,どんどん再開発されてますから。

どこも同じです.

今時はどこも禁煙か分煙ですが、ここは、入り口近くのスペースは、みんなくゆらせてました。

おかげで、シャツもズボンも臭いが、、、。

今後の共同研究の可能性など、つらつらと談笑。
  1. 2017/09/22(金) 07:57:34|
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yatheccham diyeta





寄付制のパキスタン料理屋。

シンプル味。

辛味なし。

食べやすい。

肉のほぐれた緑カレー(ビーフ)もダール豆も最高。

スウィーツもゼアグート。

いつも一杯なのは、毎日でも食べられる味だからでしょう。

すぐに一杯になるので相席に。

ライプチッヒから2日だけウィーンに来た女子大生3人でした。

「ウィーンのなまったドイツ語、コーミッシュ」だそうです。

後から地下を見たら、結構スペースありました。

一階と半地下と地下。

半地下がキッチン。

昼から夜まで学生で賑わってます。

夜は22:30まで入店可能。

厨房の旦那さん、かなり、ハードワークだと思います。

顔、まったく笑ってなかったです。

飲み物(頼む必要はありません)は別オーダーで有料制。

客のし払いを受けるたびに渋い顔のおばさん、私の時はすごい嬉しそうだったので、たぶん、そんなに払う人はいないのでしょう。

よく12年ももたせたなー、と感心。

ここのスウィーツが、これまた、うまい。

3人のうち、痩せの子は「甘過ぎー」と言って手を出してませんでしたが、ぽっちゃりの子は、かなり盛ってました。

唯一、ヨーグルトのチャトニーだけ、かなり辛くしてあります。

知らずにかけた女の子、むせたあと、「ツーー、シャールフ」と言って、友達に食べてもらってました。
  1. 2017/09/22(金) 07:52:46|
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adana-aadaanam



シリアケバブ6.9ユーロ。

シシトウと思って油断してたら唐辛子でした。

辛かったです。

涙目。
  1. 2017/09/19(火) 13:37:48|
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asabdake

  1. 2017/09/19(火) 13:34:05|
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karmeyattaa-markt



ちかくのカルメリッターマルクトにあるピザ屋.

繁盛してます.

結構な量です.

軽く済ませるつもりが重すぎました.
  1. 2017/09/19(火) 13:29:59|
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ta eva vakyarthavagamakaranam

  1. 2017/09/19(火) 13:27:05|
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padani→padarthah→vakyarthah



Of course, padani convey the vakyartha directry, say the Naiyayikas.

  1. 2017/09/19(火) 05:31:02|
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印仏研花園2017

日本印度学仏教学会第68回学術大会

会 期 : 9月2日(土)午前・午後、9月3日(日)午前・午後

会 場 : 花園大学(京都市中京区)

第 4 部会(惺々館2階 201)

9月2日(土) 午前の部(9:00 ~ 11:40)

1. ジャヤンタの擬似論証因における aprayojaka
須藤 龍真(九州大学大学院)

2. avasthāviśeṣa ─「差異」としてのアポーハ解釈の原点─
中須賀美幸(広島大学大学院)

3. インド哲学真理論における整合知(saṃvāda)と美質の認識(guṇajñāna)
石村  克(広島大学大学院博士課程満期退学)

4. 非認識論証因における否定対象と認識対象について
道元 大成(龍谷大学大学院)

5.プラジュニャーカラグプタの感官知(indriyapratyakṣa)説─ニヤーヤ・ヴァイシェーシカ学派批判を中心に─
横山 啓人(筑波大学大学院)

6. 共相(sāmānyalakṣaṇa)と普遍(sāmānya)の区別について
秦野 貴生(大谷大学大学院)

7.『タットヴァサングラハ・パンジカー』最終章における無余の知(aśeṣajñāna)について
佐藤 智岳(九州大学大学院)

8. ヨーガ行者による過去や未来の認識について
護山 真也(信州大学准教授)


9月2日(土) 午後の部(13:20 ~ 16:00)

1.『集量論』第一章における<想起>の問題
吉田  哲(龍谷大学講師)

2.『因明正理門論』過類段偈頌の原文推定とその問題点
小野  基(筑波大学教授)

3. シャーンタラクシタによる<附託の排除>の議論
石田 尚敬(愛知学院大学講師)

4. ディグナーガの転義批判
片岡  啓(九州大学准教授)

5. Trairūpya による「空」と「有」の証明をめぐって
何  歓歓(浙江大学教授)

6. 瑜伽行派と『十地経』との関係─入正性離生の用語を通して─
Vo Thi Van Anh(ベトナム仏教大学講師)

7.「如来十号」解釈の一展開 ─『仏随念注』『釈軌論』とその周辺─
堀内 俊郎(東洋大学東洋学研究所研究員)

8. 初期新ニヤーヤ学における原因の概念 ─シャシャダラの定義─
和田 壽弘(名古屋大学教授)
  1. 2017/08/30(水) 18:56:59|
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IABSウィーン→トロント

IABS2014 056
Toronto 5630

2014年のウィーン大学,そして,2017年のトロント大学.

いずれのウェルカムパーティーも立派な大学校舎の中庭にて.

建物が立派です.

大学の施設というものにたいする金のかけ方が違いすぎます.

HakozakiCampus32094

いっぽう,質実剛健,箱崎文系キャンパスの正面.

金はなくとも研究はできる.

清貧の思想を体現.

最低の投資で最大限の成果を.

亀池のある見栄えの最もましなところがここです.

池のオブジェは何か前衛的な芸術の爆発した結果なのでしょうか.

私にはおよそ理解できないセンスです.

新しい建物の多くは,事務棟も含めて,工事現場もびっくりのプレハブです.

人工物はともあれ,緑は豊かですので,心は和みます.

hakozakicampus4932

中庭らしきものは駐車場として有効に利用.

利用者は誰彼かまわず300円いただきます.

受益者負担というものの論理的帰結です.

もちろん,学会などで学内施設・講義棟を使おうものなら,利用料はちゃんと戴きます.

公共の施設を学外の団体である学会が使うわけですから,当然です.

そういえば,最近は,学会よりも,学外の資格試験の利用が多い気がします.

hakozakicampus098423

校舎の上を轟音とともに飛行機が15分おきに飛んでくれています.

近くに飛行場があって,とてもとても助かります.

そして,講義では15分おきに沈黙を挟みます.

飛行機の轟音にかき消されるのも厭わず講義で話し続けると,あとからアンケートで,「騒音で聞こえないからその間は話さないで欲しい」と苦情がきますから,講義をする方は要注意.

ファントムが突っ込んだり,『ドグラマグラ』で死体があがる海岸が近くにあったりと,虚実ないまぜの様々な思い出が詰まったキャンパスですが,ここもあと1年となりました.

正面の池あたりは,たぶん,立派な道路になってることでしょう.

外来種の赤い頬をした亀さんたちは,何処に行くんでしょうね.

クールマ社会の現実.

hakozakicampus3098423

文系キャンパスの中門.

地下鉄利用が大半なので,実質的に,文系の正面玄関となっています.

校舎の後ろに飛行機がアプローチしてくるのが見えます.

そして目に入るのはプレハブ。

Toronto 5813

こちらは,トロント大のゲート.

やはり、趣は重要。
  1. 2017/08/28(月) 06:35:05|
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IABSトロントを終えて

今回も,日本人のプレゼンスはそれなりにありました.

が,こういう状況もいつまで続くのか.

1.ともあれ,久間氏率いる密教軍団は,圧倒的でした.

レベルも高い.

2.そして,他の追随を許さないレベルにある因明研究会.

室屋さんの充実した註はすごい.

帰ってじっくり検討させてもらいます.

プラマーナ系で漢文もとなると,サンスクリット+漢文ですから,これは,欧米の研究者には,付いてくるのがかなり難しいでしょう.

また,プラマーナ系は,やはり,日本での研究が進んでいるので,セカンダリーリタラチャーの充実している本邦が有利です.

3.そして,世界的に有名な仏教学者であるプロフェッサ-・カツラ率いるラトナーカラ研究会.

末席に加えて貰ってラッキーでした.

それがなければ,IABSカナダまで来なかったでしょうし,あるいは,自分の発表を応募しても落とされていたでしょう.

今回は,かなり,セレクトも厳しかったようですし.

有名なあの人やこの人まで,落とされかかっていたそうですから.

4.初期仏教・部派仏教までは聞く暇が無かったですが,馬場ちゃんや八尾ちゃんがいるので大丈夫でしょう.おまかせ.

マハーヴァストゥのヴァンサンとは最後のパーティーで談笑.

フランスの若手,すごい勢いです.

5.今回は,とにかくダブりが多くて,同時併行で面白いもの,似たようなペーパーがあるので,聞きたくても聞けないものが多かったという印象を皆が持ったようです.

やはり,プログラムを組むというのは難しい.

エーリと松岡さんが同時に別の部会というのも,かなり驚きでした.

カツラ組と平行して,ダーラニーパネルもあり,ゲルゲイの発表もあったのですが,聞けませんでした.

残念.

6.あとは,張本さんがいないと,色々と,つまらないです.

次回のソウルではご活躍を期待します.

ダルマキールティ学会も,その時に合わせて前後でやるとかやらないとか.

どうなるんでしょう.

ともあれ,ソウルだと,福岡からはすぐなので助かります.

その頃までには,ルオホンのエディションも出版されているでしょうか?

7.ともあれ,時差があって時間のロスが多いので,欧米まで出て行くのは面倒くさい.

福岡からだと20時間の往復40時間が移動で無駄になります.

そして,時差ぼけ.

帰ってから一週間は,生活が狂ってしまいます.

そこまで犠牲にしないと,世界でのプレゼンスを保つことは難しいです.

そして,年々弱くなる円.

馬鹿高いホテルに泊まると持ち出し状態になるので,物価の高い欧米は弱ります.

そのうち,国際学会にも易々とはいけなくなることでしょう.

が,顔を見せなくなると,忘れ去られてしまいますから,ともかくも,そこにいることは重要です.

8.ラトナーカラも,ぽつぽつと研究者が世界中にいて,これからますます重要になっていくことでしょう.

ハルがメインで研究しているというのも大きな影響を及ぼしているでしょうし.

プラカーシャ概念などは,シャイヴァあたりとうまく連関させると,比較思想的にも面白いでしょうし.

言ってることは同じですから.

9.中観関係の英語空中戦は,(私の理解能力の限界もあり)聞いても実がなさそうなので,今回は遠慮しておきました.

いわゆる仏教の自然化とか,どうなんでしょうね.

自分に都合の良いフレームで仏教を切り取ることで,切り落とされる部分というのが余りにも多いという気がします.

ミーマーンサーも,ミーマーンサーそれ自体ではなく別の切り口で研究されたりも昔はしていましたが,いまいちという感が否めません.

それぞれの時代の流行り物で切り取るというのは,もちろん,(政治的な意図もあって)誰かがやるでしょうけど,時代を超えて残ることはないでしょう.

戦前や戦中にも本邦には,時流に乗っかった研究もあったでしょうが,今や何も聞くことがありません.

我々はやはり,山口→長尾→梶山・服部→桂のラインで進み続けるべきだと思います.

中村元のラインが今や何も残っていないというのは,或る意味,象徴的です.
  1. 2017/08/26(土) 23:15:32|
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サンドイッチ




朝はこれくらいシンプルでちょうどです。

毎日、9時開始なので、食べ過ぎると終わります。
  1. 2017/08/26(土) 22:48:22|
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ピスタクルフィ



少しがっかりの味でした。

2.5なので文句言える値段ではないですが。
  1. 2017/08/26(土) 22:42:52|
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レバノンエクスプレス





小腹が空いたのでファラフェルラップ。

と思いきや、かなりの量でした。
  1. 2017/08/26(土) 22:38:15|
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LTH


  1. 2017/08/26(土) 22:32:25|
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ロイヤルファルーダ



のはずが、出て来たのは、



でした。

羊頭狗肉。

カナダなので油断してましたが、さすが、、、侮れません。
  1. 2017/08/26(土) 22:27:02|
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アリーカプラカーシャ

Panel 01
A New Study of Ratnākaraśānti’s Prajñāpāramitopadeśa
Fri., Aug. 25th, 9:00 – 12:30
Bahen Centre, Room 1230, First Floor


9:00 – 9:30 Katsura, Shoryu (Hiroshima University): The Four Yoga Stages of
the Prajñāpāramitopadeśa

9:30 – 10:00 Shiga, Kiyokuni (Kyoto Sangyo University): On Some Common
Scriptural Sources Cited by Ratnākaraśānti and Kamalaśīla

10:00 – 10:30 Nishiyama, Ryo (Ryukoku University): Mādhyamikas in the
Prajñāpāramitopadeśa

10:30 – 11:00 Tea and Coffee

11:00 – 11:30 Hayashima, Satoshi (Ryukoku University): The Theory of Three
Natures in the Prajñāpāramitopadeśa

11:30 – 12:00 Kataoka, Kei (Kyushu University): Ratnākaraśānti on Prakāśa

発表は最終日.

桂先生のパネル.

まずは,桂先生による全体のシノプシス,そして,bhaavanaa部分についての少し詳しい紹介.

志賀さんは,カマラシーラと共通する引用箇所の比較.

西山さんは,中観の分類について.

早島さんは,引用文献について.

やはり,MAVが重要ということでした.

最後が私.

ルオホンを期待して終了後も人々が入れ替わりでやってきていましたが,あいにくのキャンセルでした.

内容的な質問では,やはり,abhutaparikalpaに関わる理解が問題となるようでした.

つまり,alikaprakasaに関しての基本的な理解.

最初の質問は,

「アブータパリカルピタがどうしてrealなのですか」という趣旨の質問でした.

質問者,アブータパリカルではなく,アブータパリカルピタと発音してますから,そもそもからして,間違っています.

要するに,質問者は,アブータ=パリカルピタと思っているので,どっちもunrealと思い込んでしまっているのでしょう.

パリカルパがパラタントラでありdravyasatであるということは,このままの理解では,永遠に理解できないでしょう.

桂先生――アブータパリカルパがどうしてrealなのか,という趣旨の質問と取られていたようです――も,あまりにも基本過ぎる質問に,「いや,テクストにそう書いてあるし」という返答でした.

パリカルパがリアルであるのを説明しろと言われても,唯識の基本なので,それ以上説明しようがないのは当然です.

唯識の三性説の基本の基本でしたが,やはり,そこからしてつまずく人が多いようです.

日本もアメリカも似たようなものです.

abhuta-parikalpaがタトプルシャであることすら曖昧なまま,ということです.

アブータが無でパリカルパが有で,もう,このコンパウンドだけで,無と有の対論ができてしまうほど基本なのですけど.

私の発表に対する質問でも,同じように,アリーカプラカーシャの内容についての質問がありました.

そもそも,私の発表の趣旨自体は,プラカーシャではないもの,つまり,ラトナーカラシャーンティが考える青について,「青というのはこういうものであり,それ以外ではない」のそれ以外ではないの部分についてフォーカスしたものなのですが,まあ,往々にしてそうですが,そういうことは無視して,アリーカプラカーシャというラトナーカラシャーンティの理解について,どういうことなのか,という趣旨の質問でした.

質問者の理解では,アーカーラとアーバーサとプラカーシャとの関係がすっきりしてないようでした.

つまり,アーバーサ=プラカーシャというような理解があるような感じでした.

しかし,アーバーサは通常(つまり現れ,現れているもの,という意味では),アーカーラと同義です.

いっぽう,プラカーシャは,現れることという行為です.

どうも,ここらへんの区別が曖昧なために,アリーカがunrealで,プラカーシャがrealであることの飲み込みができないような感じでした.

全部,現れという意味では,アブータであり虚偽ではないのか,ということになるのでしょう.

プラカーシャまで虚偽にしてしまう理解となってしまいます.

そもそもが,唯識で言うところのabhuutaparikalpaの解釈としてaliikaprakaa"saもあるのですが,どうも,そこからして理解が怪しい感じでした.(だから,わざわざ,aliikasya prakaa"sa.hというコンパウンドの分解もつけておいたのですが.)

ラトナーカラシャーンティのアリーカプラカーシャは,無相唯識的な考えに馴染んでいれば,そのまま理解可能なはずなんですが.

どうも,有相唯識的な流れにどっぷりつかってしまっているのでしょうか.

あるいは,どちらも無だとする中観的な見解に浸かりすぎているのか.

そもそも,有相唯識的な理解のほうが,いまの人には馴染みがあるようで,その理解があるので,どうしても,ラトナーカラシャーンティの理解にはとまどうことがあるようです.

ビルギットの質問も同じくアリーカプラカーシャについて.(同じく,私の発表の趣旨とは違うところなんですけど.)

質問の趣旨は,いったい,アリーカで,pratiniyatataaが成り立つのか,ということでした.

ジュニャーナシュリーミトラ的な理解を,そのまま,ラトナーカラシャーンティに向けたような質問です.

プラマーナをやると,どうしても,ダルマキールティやジュニャーナシュリーなど,有相唯識の理解が文献的に多く残っているので,そちらの理解ばかりから眺めてしまうことになるので,ラトナーカラの理解が飲み込めないのでしょう.

しかし,牛性は明らかにアリーカですが,ちゃんと住み分けが成り立っています.無だからといって,全てがごちゃごちゃになるわけではありません.それと同じように独自相についても説明できます.

つまり,vaasanaaを持ち込めば,全て説明できます.そして,これは,唯識の昔からの考え方です.

デーシャカーラニヤマは,ちゃんと成り立ちますとヴァスバンドゥも言っています.

実際,ラトナーカラも,デーシャカーラニヤマについて,ちゃんと言及しています.

アリーカプラカーシャでいいんです.pratiniyatataaは成り立つし,青と黄の認識がごっちゃになることはありません.

ある質問は,桂先生がたまらず,「私が答えてもいいか」で,回答者交替.

受けてました.

みなさん,桂先生の現役ぶりに強い印象を受けたことでしょう.

会場は,座席定員が54人くらいのところ,60人は超えていたようです.

用意したレジメも全てはけていました.

入れ替わり立ち替わり人が出入りしていましたが,最初から最後まで盛況な部会でした.

大成功ということになるでしょう.

「インターナショナルなはずが,ルオホンがキャンセルしたので,すいません,日本人ばっかりになってしまいました」と冒頭の桂先生の挨拶.(会場はもちろんインターナショナルでした.)




会場の冷房が寒いので,段々になっている最下段の冷気が溜まる最前列にずっといると,調子が悪くなりました.

昼食は,昨日のイタリアンから戻って,インディアン.

結局,インド→タイ→インド→イタリアン→インド

ということでした.

ケータリング元は,RK Sweets Restaurantというところで,

755
Dundas Street W. #A4
Mississsauga, On,

でした.パンジャービー系.

みなさん,美味しい美味しいと好評でした.

タイとイタリアンがひどかったので,余計に株が上がっていました.




国際仏教学会まで来て,(無相)唯識の基本の基本も理解してないような質問レベルの低さにはうんざりしました.

が,どうも,虚偽ということをすんなり受け入れられない,どうしても,有に持ってきて有相的理解を持ち込みたい,という人間の基本的傾向があるのかもしれません.

虚偽なるものを対象化するというのは抵抗があるのかもしれません.

虚偽なるものを操作して区別するというのは,やはり,ゼロを概念として立てて扱えるインド人ならではなのかもしれません.

学会にも倦んだので,どこかで遁世生活したいところですが,日本に帰ると,すぐ花園で印仏研です.

全て虚偽なるものの現れのはずなのですが,やけにリアルです.




学会に来たときは,まだまだ夏という感じで,汗ばむ陽気,夜もそこそこの気温を保っていたのですが,昨日・今日と,夜はすっかり秋模様.

昼は涼しくて丁度よい気温ですが,夜は上着が必要です.

学会のため,暑いのにわざわざジャケットをはおっていたゲルゲイも,「ようやく気温が追いついてきて丁度になった」とのこと.

カナダの夏の終わり,長い冬の始まりをサークシャートカーラした気がします.

フェアウェルパーティーからの帰り,豪華なHart Houseのドアを出ると,向こうから馬場ちゃんと八尾ちゃん.

帰る方向が分からなくなったようで,いったん,引き返してきたようです.

トロント,京都と同じで,タワーが南,そして,碁盤の目ですから,道に迷っても,東西南北だけはしっかり分かります.

私は南に,八尾ちゃんは他の人達と合流して北に.
  1. 2017/08/26(土) 16:18:03|
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bhoga



















カナダらしいもの,トロントらしいものが何なのか.

ともあれ,洋物で食べたのは,バーガーとサンドイッチ.

イギリスで一番うまかったもの(そしてましなランチ)がサンドイッチだったのを想い出しました.

Tさんは,ランチで屋台物を食べたら,大量のフレンチフライにとろけたチーズがかかったもの(おそらくプーティンのようです)がでてきたそうで,その日一日胃がもたれて調子悪かったそうです.

これも名物なのでしょう.

やはり,見知ったエスニックのほうが安全のようです.

バーガーは,インド人街でも,わざわざハラルのDesi Burgerがあるくらいですから,一種の名物なのかもしれませんが,あまり心ひかれません.

チャートものが充実しているのが特徴です.

ラホールパーンセンターは,人がたかるだけあって,やはり,店内の雰囲気がいかにもの「たまり場」という感じを醸し出していました.居心地の良さでしょう.近所に類似の店が多くありましたが,やはり,ここが一番よい雰囲気を出しています.

さとうきびジュースは5ドル.おなかパンパンなので,ラッシーはやめておきました.

絞ってくれた(というか機械にさとうきびを投入する)おばちゃんが,「最新の機械でvery cleanなのよ」とわざわざ断っていました.

チキンビリヤニ8ドルは,日本から考えてもかなり安価です.パサパサ・パラパラ系(ほめています)です.

有名な楽器屋は,もぬけの殻.閉店したのでしょうか.

DVD・CD屋は,かなりの在庫数です.

バーフバリ2は,まだ,英語字幕付きは入荷してないとのこと.(置いてあったのはヒンディー語版.)

おばちゃんによれば「数日後にくるからまた来て」とのこと.

ウドゥピのミールスは,かなりのレベル.

ラッサムは豆薄系で,かなりの透明度ですが,タマリンドも効いて,ちゃんと美味い.完璧でした.

アチャール以外,どの皿(カトリ)も,どストライクの味でした.

11.25ドル.

みたところ,南インド系の店はここだけの感じです.

パキスタン,パンジャーブあたりが多い印象.

カーブルまであります.

カシミーリーティー,「チーニー,チャーヒエー?」と聞かれたので「少なめで」と言ったのですが,結構あまかったです.

普通の量にしなくて正解でした.




朝飯がホテルについておらず,仕方なく中華街を放浪していると,24時間のベトナム料理屋を発見.

フォーのセット.

チェルシーに泊まっているSさんによると,そこのホテルも朝がついておらず,なんと,28ドルとのこと.

卒倒します.

イェールのホテルの朝食よりは安価ですが.




地下鉄入り口の地下街にフードコートを発見.

そこで,表面を焼いたベジサンドイッチを2.10ドルで出していました.

朝からヘビーだと,聞思修のうち,聞いても考えられなくなるので,これくらいが適量です.
  1. 2017/08/24(木) 18:32:52|
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ランチ






世の中の99.999%以上の人にとっては因明とかどうでもいいでしょうから,閑話休題,カレーの話題に.

初日ランチが美味いインドカレー,二日目はいまいちタイカレー,そして,三日目は,最初に戻って美味いインドカレーでした.

インド→タイ→インドと続きました.

明日は何になるのでしょうか.

変化球でレバノンあたりにしてほしいのですが,たぶん,タイでしょうね.

写真のカレー盛りつけは,司会で実力を発揮して,終了後も誰かと談話してたのでしょう,遅れてランチに現れたM氏のもの.

盛り忘れていますが,ナンとライタと野菜もあります.欠落(ニューナ)の過失.

因明部会にいた日本人のみなさん,会話もなく餓鬼のように黙々と喰らっていました.

我々と入れ替わりに入ってきたのが松田先生.

ハルトマン先生とご一緒でした.
  1. 2017/08/24(木) 18:02:02|
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護山氏大活躍

てんこ盛りの水曜日.

東アジアの論理学.

ディグナーガから本邦の因明まで.

司会は午前も午後も続けて護山氏.

名司会ぶりが光ってました.

日本人の発表は,レジメが充実しているので助かります.




Transmission and Transformation of Buddhist Logic and Epistemology in East Asia (I): Dignāga and Pre-Dignāga Logic
Wed., Aug. 23rd, 9:00 – 12:30
Bahen Centre, Room 1240, First Floor

9:00 – 9:30 Ono, Motoi (Tsukuba University): A Reconsideration of Pre-Dignāga Buddhist Texts on Logic (the *Upāyahṛdaya, the
Dialectical Portion of the Spitzer Manuscript, the *Tarkaśāstra and the Vādavidhi)

9:30 – 10:00 Gillon, Brendan S. (McGill University): The Emergence of the
Canonical Indian Syllogism as Revealed by Early Chinese
Buddhist Texts

10:00 – 10:30 Lasic, Horst (Institute for the Cultural and Intellectual History of Asia
(IKGA), OEAW): How Dignāga Treats His Opponents -
Observations from the Pramāṇasamuccaya, Chapter Two

10:30 – 11:00 Tea and Coffee

11:00 – 11:30 Muroya, Yasutaka (Austrian Academy of Sciences): On a
Fragment of Dignāga’s Nyāyamukha

11:30 – 12:00 Watanabe, Toshikazu (Austrian Academy of Sciences): On the
Concept of nyūna in Dignāga’s Theory of Fallacy

12:00 – 12:30 Inami, Masahiro (Tokyo Gakugei University): Pre-Dharmakīrti
Interpretations of Dignāga’s Theory of pakṣābhāsa

Transmission and Transformation of Buddhist Logic and
Epistemology in East Asia (II): Dharmapāla, Bhāviveka,
Xuanzang, and Their impact on East Asian Buddhism
Wed., Aug. 23rd, 14:00 – 17:30
Bahen Centre, Room 1240, First Floor


14:30 – 15:00 He, Huanhuan (Zhejiang University): Can the Emptiness and the
Existence be Proved by the Trairūpya?

15:00 – 15:30 Moro, Shigeki (Hanazono University): Was There a Dispute
between Dharmapāla and Bhāviveka? East Asian Discussions on
Their Proofs of Śūnyatā

15:30 – 16:00 Tea and Coffee

16:00 – 16:30 Kobayashi, Hisayasu (Chikushi Jogakuen University): Xuanzang’s
Argument for vijñaptimātratā and Its Indian Sources

16:30 – 17:00 Moriyama, Shinya (Shinshu University): Kuiji on the Four Kinds of
Contradictory Reasons (viruddhahetu)

17:00 – 17:30 Discussion




宇井,梶山・桂と次第して,現在は,第三世代にあたると言えばいいでしょうか.

少し年代の幅は広がりますが,稲見,小野,室屋,護山,渡辺,小林さん.そして漢文には師さん.

日本人因明グループ,強力です.

会場は多くの日本人,そして,中国人,そして,論理学に興味のある欧米人.

ギロン先生も当然いらっしゃいました.

ある発表は論証式,特に,音の常住性・無常性という例についてのもの.

会場からの質問で,utpattiとabhivyaktiの違いは何ですか,というような質問が飛んでました.

おいおい,そこからかい,という感じであきれさせられます.

存在しなかったXがあらたに生じているのか,あるいは,存在はしていたが隠れていたXが認識する人に露わになるだけなのか,ヴァイシェーシカの見方とサーンキヤの見方の対立という,印哲の基本の基本の基本ですが.

声顕論といえば,文法学・ミーマーンサーと,ニヤーヤ・仏教との対立で,これまた,基本の基本の更に基本です.

発表の趣旨は,内容に関してではなく,むしろ,論証式の喩例となるものに関してなので,内容まで立ち入る必要はないとはいえ,ちょっとレベルを疑う質問でした.

そして,またまたびっくりなことに,質問に対する答えも,abhivyaktiを分かってない答えでした.

「常住なヴェーダの音が露わになる」云々.

言うまでもありませんが,「音は常住である」「音は無常である」というのは,「ガウフ」などと我々が発生するg等の音について,果たしてそれが常住か無常かを問うているのであって,ヴェーダは直接には関係しません.(もちろん,ヴェーダが常住でなければならないということから,当然,音素も常住でなければならない,という存在論的要請が文法学やミーマーンサーにはあるわけですが.)

プールヴァパクシャも低いと,ウッタラパクシャも低くなるという悲しい現実でした.

漢文だけじゃなくて,サンスクリット的な世界観も,もうちょい勉強してもらわんと困ります.

吠陀論者としては,吠えたくもなります.




ひるがえって,日本人の発表は,いずれもレベルの高いものばかり.

歴史的な展開・傾向・流れ・変化を追ったものが多かったように思います.

当然ですが,単純から複雑・精緻に,そして,システムの体系化,組み替えなどという流れになることが予想されますし,文献的にそれを裏付けていく作業となります.

漢文を,サンスクリットを想定しながら読解していくという作業.

漢文だけでは無理ですし,サンスクリットだけでは無理という,日本人がもっとも得意とする分野です.(そして,中身は,論理学,論証術.)

引き分けに持ち込むためのその場凌ぎの言い返しであるジャーティ(目くそ鼻くそでも相手の主張をちょいとパロって引き分けで凌ごう論法)というのは詐欺的なので,正しい論証に対して用いられると問題ですが,そもそも相手の論証式が間違っていたり,詐欺的であるような場合には,こちらも守らねばならない立場がありますから,同じレベルで対抗してやるというのは,実は,正しい態度だと言えます.ジャヤンタに至っても,ジャーティみたいな詐欺的な論証を用いていいのか,というのについて,いやいいのだ,という質疑応答が見られます.変なヤツにまともに対抗する必要はなくて,変な人には変な人でいていいわけです.懇切丁寧に相手の言ってることを「そう考えると変なことになりますよ」と言ってやる必要はなくて,「じゃあ,私も,同じように逆が言えるから」で終わりでいいのです.

その場凌ぎのパロった言い返しもOKです,というのが,どうやら,一貫して流れていたようです.

玄奘の漢訳が,そこらへんを意訳したりしている場合があるので,下手に梵語還元すると,騙される可能性がある,ということでした.

文献の裏の裏を読む必要があります.楽しそうな作業です.

室屋さんのは,いつもながら,かなり高いレベルにありました.

桂先生も,ハイレベルな内容に,受け取りにちょっと混乱された様子でした.(もちろん,質疑応答で最後は明らかにされていましたが.)

「同種のものなので」(tajjātīyatvāt)「ジャーティ」と呼称されるわけですが,要するに,目くそ鼻くそで,同じレベルに立ちながら,引き分けに持ち込むような詐欺的な言い返しで,しかも,相手の論法をそのままうまいことパロって使って,逆のことを主張するのがジャーティです.「じゃあ,俺だって,同じように逆を主張できる」.

引き分け狙いの目くそ鼻くそのパロった言い返し,ということです.

(ということを考えると,最初の質疑応答も,質問のレベルに合わせて,わざと低いレベルで答えたのでしょうか.だとすると高等テクニックです.)

ヴィルッダ・アヴィヤビチャーリンなどという用語が飛び交っていましたが,会場の何人が分かっていたのでしょうか.

にしても,江戸時代の日本人のお坊様も,よく漢文だけで因明を理解できましたね.

論理学・論証術だから,当然,論理的に考えれば分かるとはいえ,漢文でとなると,いろいろと細かいところが明らかにならない場合がありますから,問題を解きほぐすのに苦労されただろうと推測.

いつの時代も飛び抜けてオタクな人はいるようです.

人のことは言えませんが.

小林君は,Please ask Moro!の人任せ答弁法で笑いを二回も取っていました.

論証式の何が欠けているのか,というニューナの問題は,予想がつくこととはいえ,論証式の支分が欠けているという表面的な問題から,因の三相のどれかが欠けているという問題に移行,形式から本質への流れがはっきりと文献に裏付けられるということで,非常に面白い現象でした.

最近,須藤君と討論術ばっかりやっているので,おかげさまで,討論術や詭弁のオタクな内容も大体フォローできるようになってました.

日本人だと,欧米人に比べれば漢文もできるので,サンスクリット勉強して,漢文使って,しかも,それを英語で発表すれば,すぐに世界的業績として発表できます.

しかも,本邦の場合,因明研究会グループがあってレベルが高く,グループ内でやりとりも簡単にできますから,大きく間違うこともないでしょう.

国際的なプロの研究者としてやっていくには,日本人にとり,非常に良い分野だと言えます.

佐々木君がいないのは残念でした.

ディグナーガのサンスクリットがある程度正確に還元されるようになったことで,大事な転換点をサンスクリットで押さえることが可能になりましたから,前後を正しく俯瞰することができるようになったと言えます.

にしても,ニヤーヤプラヴェーシャカも,サンスクリットをそのまま信じると騙される場合がある(つまり内容が勝手にアップデートされている場合がある)ので,ちゃんと,古い時代で固定した漢訳をチェックしないと怖いというのは,よい警告になりました.

上から見た人の影の形でその人を特定するという研究がありますし,また,骨から人の姿を,また,遺物から往事の生活を復元,波長から星の成分を推測などと,推理を用いた色々な研究がありますが,漢文から,今はないサンスクリットの形を想定するというのも,ロマンといえばロマンです.

ただし復元されたものがドライな論証術なので,あまり浪漫的ではないですが.




いつ見てもピッコロに見える精悍なホルストですが,今回は,ディグナーガの還元作業の実際を紹介.

ほとんどの人には関係ない話ですし,論理とは全く関係ない,完全に校訂作業のオタクな話でしたが,私にとっては興味深い話でした.

二つのいまいちな蔵訳,そして,ジネーンドラのプラティーカなど,そこから,いかにディグナーガの原文を復元するか.

apiなのか,tuなのか.

どちらの蔵訳をこの場合には採るべきか.

どちらが説明的な補足で,どちらが原文を反映しているのか.

文法学的説明の時の補いは,ディグナーガ自身が文法学に沿って中身を補っているのか,あるいは,訳者が勝手に内容を補足してくれているのか.云々.

推理される幾つかの可能性の中から,もっとも単純なモデルを選ぶ必要があります.

ディグナーガ原文の還元作業の実際でした.

apiだろうがtuだろうが,kaaranamがあるかないか,どっちでもえーやん,という人には分からない愉悦です.
  1. 2017/08/24(木) 11:01:33|
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2日目晩



仏教写本研究のレジェンドM先生ほかと夕ご飯。

インターコンチネンタルから歩いたところにある、洒落とんしゃー系カフェレストラン。

洋物を久々に食べました。




部会は,認識論部会は今日はやめて,久間氏主催の密教部会へ.

ラトナーカラシャーンティを読み込んだせいか,ここらへんの密教注釈文献のスタイルも身に馴染んできた感があります.

ミーマーンサーから仏教論理学,仏教論理学からヨーガーチャーラ,そして,密教,さらには,シャイヴァ.

ばらばらと習ってきたものが色々と内的外的につながっていく(いる)のがサンスクリット文献の面白いところです.

にしても、久間科研メンバー、強力です。

久間、種村、苫米地、加納、今回来れなかった倉西、

そして、宮崎、ドルジ、スフェラ。

他部会が終わったせいもあるでしょうが、スフェラの発表はかなりの人でした。

おまけで、苫米地さんによるWebの説明。

会場ではネット接続がイマイチで説明が続きませんでしたが,アクセスは,こちらになるそうです.

www.itlr.net
  1. 2017/08/23(水) 11:31:47|
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会場




会場につくと,ぐったりとしたT,Kの両氏を発見.

昨日の夕方につく予定の便が半日おくれて,今朝ついたとのこと.

大変です.

長旅で疲れたまま会場入り,というわけです.

インターコンチに泊まっている知り合いによると,部屋に置いてある水が,よくよく見ると9ドルだったそうです.

どこぞのレストランもびっくりのアクアプライスです.

ケルナーさんの発表は,自己認識を瑜例に,認識一般についても自己照出を論証するもの.

ヴィイシュチャヤに見られる議論.

最近,自己認識について書いたので,彼女の言いたいことが,よく理解できました.

Kataoka 2017c:
自己認識の生成・背景・変質
『南アジア古典学』12, 191-214.
http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~kkataoka/Kataoka/Kataoka_Kei_2017c.pdf

西沢さんの発表は,チベットにおけるapramanaの分類について.

クマーリラの三種(ヴリッティカーラにまで溯る)と同じものをサパンが唱えているのは笑えます.さすがインド通.

ちなみに,クマーリラへの註釈者の一人であるスチャリタは,別の文脈で,次のような認識の分類を唱えています.

pramāṇaṃ bhramaḥ saṃśayaḥ smaraṇaṃ saṃvāda iti pajcadhā jñānaṃ vibhajāmahe.

これを考えると,恐らく,
pramana
apramana
に二分し,そのapramanaに,ajnana, samsaya, bhramaの三分を通常通り認めた上で,さらに,smaranaとsamvadaとを付け足していることになります.

pramāṇa
apramāṇa
 ajñāna
 saṁśaya
 bhrama
 smaraṇa
 saṁvāda

最後の二者は,新規情報を供与しないという点で引っかかってきます.
  1. 2017/08/22(火) 09:33:50|
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仏教論理学部会

Section 11
Epistemology and Logic in Buddhism (I)
Mon., Aug. 21st, 9:00 – 17:00
Bahen Centre, Room 1210, First Floor
Chair: Arnold, Dan




9:00 – 9:30 Hayashi, Itsuki (Columbia University): Rebirth Versus
Epiphenomenalism: Buddhist Theory of Ontological Dependence
and Persistence

9:30 – 10:00 Nowakowski, David (Union College): The Isomorphism of Time and
Space in Buddhist Arguments for Momentariness

10:00 – 10:30 Sakai, Masamichi (Kansai University): On the Time-Gap Problem
in the Buddhist Theory of Momentariness

10:30 – 11:00 Tea and Coffee

11:00 – 11:30 Shida, Taisei (University of Tsukuba): The Non-Comparative Type
of pratyabhijñā[na] Referred to by Śālikanātha

11:30 – 12:00 Siderits, Mark (Seoul National University): Buddhism Naturalized?

12:00 – 14:00 Lunch



Chair: Kellner, Birgit

14:00 – 14:30 Forman, Jed (University of California, Santa Barbara): Pus, Blood,
and Falling Hairs: Polemical Debates on Valid Perception

14:30 – 15:00 Hugon, Pascale (Austrian Academy of Sciences): Are There Any
Real Universals in the Epistemological Works of Phya pa Chos kyi
seng ge (1109–1169)? On the Source of the Moderate Realist
Perspective on Universals in the Tibetan Tradition

15:00 – 15:30 Kellner, Birgit (Austrian Academy of Sciences): How to Read
Dharmakīrti’s saṃvedana-inference

15:30 – 16:00 Tea and Coffee

16:00 – 16:30 Nishizawa, Fumihito (Otani University): On the Origin of Non-valid
Cognitions (apramāṇa/tshad min gyi blo)
81

16:30 – 17:00 Saccone, Margherita Serena (Austrian Academy of Sciences): Of
Authoritativeness and Perception, the Sarvajñasiddhikārikā by
Śubhagupta






志田さんの発表は,PrPもの.

資料となるPrPの新たな校訂をウェブで公開しているとのこと.
  1. 2017/08/22(火) 09:15:20|
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レセプション

日曜日は会場入り口にて受付.

プログラムの入った鞄を受け取りにいきます.

St. Georgeでトラムを降りると,後ろからウィーンのMさん.

同じトラムでした.

早足で会場に.

IABS学会の年会費の他,大会参加費の払い込みが必要.

学会年会費を払ったのは覚えているのですが,大会参加費については記憶が定かではありません.

受け付けで問い合わせ.

まだ払っていませんでした.

現金〇〇〇ドル.(お高いのね.)

近くのセブンイレブンで急いで引き出し.

そのまま,レセプションパーティー会場へ.

途中,ビルマックと合流.

彼は,学会や研究会なら,世界中どこにでも現れる気がします.

前回のウィーン大本部もそうでしたが,今回も,えらく豪奢な建物です.(安普請のどこぞの国の大学法人とは偉い違いです.)



立食だと全く知らない人とも偶然に喋ることができるのが長所です.

今回遭ったうちの二人が,英語教師として,九州にいたことのある若手でした.

ひとりは九州経済大,ひとりは大分の中学・高校で,英語を教えていたとのこと.

英語圏の若手は,そういうsurvival選択肢があるので羨ましい.

ブリティッシュミュージアムのプロジェクトで働いているゲルゲイとも久々の再会.

前回のIABS以来ですから,3年ぶり.

ハンガリー人参加者は,今回は少ないようです.ウィーンと違って遠いから当然です.

そのまま、ブリティッシュミュージアム組三人と談笑。

テーマは、お湯と水に分かれるイギリスの水道タップ洗面台について。

料理はナンもあり,印度風でした.

ベジタリアンを考慮すると,どうしてもそういう選択肢になるのでしょう.

最後は本日到着のSと談笑。ハンブルクのドルジ夫妻も。

S氏、飛行機の隣席が偶然、大先生だったそうです。

前世でよほど良いカルマを積んだのでしょう。

水曜日には帰らねばならないとのこと。

お寺はたいへんです。

発表はPrPネタの再認識。

聞いたところ、最近読んだ議論ともかぶるものがありました。

現在コロンビア非常勤のH氏からは、近況について。

発表はTSをネタに輪廻とサンターナについてとのこと。







  1. 2017/08/21(月) 17:05:19|
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ダヒプリ



手前はシュガーケイン。

インドよりかなりモダンな圧搾機。



止まるたびにインド人が満載のトラック荷台からサトウキビを引っこ抜いて頂戴していたのを思い出します。

後思い出すのは、マリナビーチ前のマドラス大入り口にあるサトウキビジュース屋台。

圧搾機の絞り出口にはハエがびっしり。

飛んでは戻り飛んでは戻り。

暑さに負けて飲むか、清潔感を優先させるか。

意志選択が問われます。

トロントはもちろんハエもおらず、清潔そのもの。
  1. 2017/08/20(日) 21:24:24|
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Toronto


名前の通り,インドそのまま.

メニュー構成もインドそのまま.大概そろってます.

「マサラドーサ」と注文すると,

「スパイシーか否か」と聞かれたので,「スパイシーがいい」と答えると,

「では,マイソールマサラドーサにしろ」

とのこと.中に塗り込んだやつです.あれはいやなので,

「やっぱ,ノーマルなマサラドーサでいい」で押し通しました.



いかにものパンジャービーの威勢の良いおばちゃんにヒンディー語で呼び止められ,そのまま中へ.

「メニューはないの?」

と聞くと,「メニューなんてないよ.パニプリとダヒプリしかないんだから」とのこと.

待っている間も食べている間も,ずっと,なんだかんだと喋り続けてるおばちゃんでした.



ファルーダが三種類.

ラブリファルーダ5.99
ラブリファルーダのクルフィー付き7.99
アイスクリームファルーダ4.99

日本とは違って,こちらの夕方は結構涼しいので,ラブリファルーダに.結構ヘビー.

クルフィ各種がうまそうです.
  1. 2017/08/20(日) 19:12:33|
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Toronto

IABS参加者,結構な数の日本人が同機のエアカナダ.

M,M,I,K,M,K、N.

知り合いが7人.

羽田が激しい雷雨のため,搭乗してから機内で座ったまま二時間待ち.

暇すぎるので,別の論文を執筆.

ようやく飛んだ機内で,Udta Punjabというインド映画を鑑賞.

薬物+汚職もの.

インド映画が社会の現実を描くと,現実がエグすぎるので,ぐったりきます.

やはり,ありえないお嬢ちゃんお坊ちゃんの恋愛メロドラマや,わらっちゃうアクションもののほうが気楽です.

同僚の皆様,エアカナダの飯はどうでもいい(それゆえカナダ飯は期待できない),という意見で一致.

16:45トロント到着予定が,すっかり遅くなってしまい19時頃に.

空港からは,タクシー組と分かれて,Mさんと電車で一路センターへ.

空港→(特急)→ユニオン→(地下鉄)→カレッジ.

ホテルチェックインの後,空腹のため,506番のトラムに乗ってインド人街Gerrard India Bazaarへ.


マサラドーサ

ダヒプリ

ラブリファルーダ

通りの入り口にあるラホールティッカハウスは満員の様子.

その他,何軒か,人がたかっている店がありました.

時差は13時間.昼夜逆転.こっちの昼頃に頭がぼーっとなる毎日でしょう.
  1. 2017/08/20(日) 19:11:11|
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abhihitanvaya



śveto 'śvo dhāvatīti dhīḥ
  1. 2017/08/14(月) 08:08:25|
  2. 未分類

South Indian in Fukuoka




前回のドーサは厚めでしたが、今回のは普通によくある薄目のパリパリでした。

どちらも美味しい。

焼く人の違いでしょうか。

別皿にワダもついていてボリュームは十分。

  1. 2017/08/14(月) 08:03:03|
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