Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

abhihitanvaya



śveto 'śvo dhāvatīti dhīḥ
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  1. 2017/08/14(月) 08:08:25|
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South Indian in Fukuoka




前回のドーサは厚めでしたが、今回のは普通によくある薄目のパリパリでした。

どちらも美味しい。

焼く人の違いでしょうか。

別皿にワダもついていてボリュームは十分。

  1. 2017/08/14(月) 08:03:03|
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pindapitryajna at a shinto temple






カレーの出店が多いな、という印象。

高田さんと、はなもこしとが大行列。

マルハバは、いつものように(?)スロースタート。

露出の高いハリス君が蚊に刺されまくってました。



ハリス君「テントないと恥ずかしい」

後からジャマールさんが持って来たそうです。
  1. 2017/08/14(月) 07:58:06|
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with Kitada sensei




ウルドゥー語科の大先生を囲んで皆で近場のパキスタンに。
  1. 2017/08/14(月) 07:49:03|
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stupastutir astu!



暑い中、観光客のひしめくメインの通りを外れて、五重塔に続く階段を登る。
  1. 2017/08/14(月) 07:45:24|
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abhisekaprakriya



クルフィーにアッフォガートの灌頂儀礼。

モロッコ料理屋でしたが、食器まですっかりインドなお店に。

福岡で最もおしゃれなインド系の店。

隣との席の距離も遠くて非インド的、快適。

  1. 2017/08/14(月) 07:40:30|
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lost in Fukuoka




ミールスのみならず、今や、お一人様用staubビリヤニまで。

ドーサまで出してます。

モロッコから南インドへ。

メニューから消える前にタジン鍋を食べておくべきでした。

  1. 2017/08/14(月) 07:37:20|
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pasu, pati, pasa



海へと続く一直線の参道で有名な宮地嶽。

山の神域に山羊というと、ダクシンカーリーを思い出します。

が、こちらでは、パシュバンダ用途ではなく、愛玩用(のようです)。

一心不乱に草を食べていました。

草刈り用途もあるのでしょうか。

隣にいる馬の目は見るからに賢そうですが、山羊はいつ見てもアホそうです。

  1. 2017/08/14(月) 07:32:39|
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from a temple of an Indian monk



572年に来日したという(kila)清賀上人ゆかりの油山観音へ。

美空ひばりの像を祀ったひばり観音の雲雀堂にて、ジュークボックス(?)機械に100円を投入、「悲しい酒」を鑑賞。

この地と美空ひばりとには何の縁もゆかりもないところが素晴らしい。

関係づけの恣意性こそ、仏教徒の主張です。
  1. 2017/08/14(月) 07:30:16|
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Ohga hasu, ancient lotus of more than 2000 years ago






灼熱の吉野ヶ里。

客もまばらです。

遠く検見川の地から出土した古代の種子を発芽させた大賀博士の大賀ハス。

弥生人もタイ人のように、この蓮の実を食していたのでしょうか。
  1. 2017/08/14(月) 07:25:01|
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Srilankan night in Hakata



カシューナッツカレーのカシューナッツ、一部はペーストでなく実そのまま。うまい。

蓮の葉に載せたカレーの下方にある佃煮みたいなナスのモージュ、最高にうまいです。
  1. 2017/08/14(月) 07:18:06|
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Marhaba, behind Hakozaki campus




マルハバにて、マトンカレーとレバーのカレー。

マトンカレーは、マトンカラヒが切れたので急遽、汁につけたしで作ったものとのこと。

この日もかなり忙しかったそうで、朝の11時開店から客がドアの外で待機。

ようやく2時頃にランチ客が途切れていました。
  1. 2017/08/14(月) 07:16:00|
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curry by a high school student




カレー高校生(以前はカレー中学生)16歳のチヒロ君。

老成した落ち着いた味。

客との会話もそつなくこなせる大人です。

チキンカレー、シンプルなダル。ナスと豆のサンバル風、フムス、ナス、ライタ。

チャイもそつなく美味しい。

珈琲店の老マスターくらい落ち着いています。

中身は61歳じゃないですか。
  1. 2017/08/14(月) 07:13:27|
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伝バーサ作『カルナの重荷』和訳(8)

【カルナ】
シャリヤ王よ.では戦車に乗ろうぞ.

【シャリヤ】
かしこまりました.

【両者,戦車に乗る仕草をする】

【カルナ】
おや,音が聞こえるようだ.いったいこれは何だ.
ほら貝の音は,帰滅時の海の轟音に等しい.クリシュナのものであろうか.あれはアルジュナのではあるまい.ユディシュティラが打ち負かされのに腹を立てたプリターの息子(アルジュナ)は,今日,力の限り,戦うに違いない.
シャリヤ王よ.かのアルジュナがいるところに私の戦車を向けよ.

【シャリヤ】
かしこまりました.

【バラタの文】
全ての所に繁栄あれ.常に災いが滅するように.王の徳を備えた一人の王が,我々の大地を統べるように.

【両者退場】

【 『カルナの重荷』終了】



伝バーサ作『カルナの重荷』
和訳・解説:片岡啓
All Rights Reserved 2017
  1. 2017/08/12(土) 09:50:00|
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伝バーサ作『カルナの重荷』和訳(7)

【シャリヤ】
ボーホ,アンガ王よ.あなたは騙されたのです.

【カルナ】
誰に?

【シャリヤ】
インドラにです.

【カルナ】
そうではない.インドラが私に騙されたのだ.なぜなら
多くの祭式・献供でもって再生族に満足させられ,王冠を有し,悪魔の軍勢を潰し,神の象(アイラーヴァタ)のはためきで指は荒れ,パーカ[という悪魔]を懲らしめる[インドラ]は,私により,目的を成就したのだ.

【バラモンの格好で入ってから】

【神の使い】
ボーホ,カルナよ.鎧と耳飾を受け取って後悔を生じたインドラが,あなたに恩寵を与えました.パーンダヴァ達のうちの一人を殺すための必殺の武器である〈無垢〉というこれなる槍をお受け取りください.

【カルナ】
いや,[一度]与えたものを再び受け取りはしない.

【神の使い】
バラモンの言により,受け取られよ.

【カルナ】
バラモンの言だと.私はこれまで踏み越えたことがない.いつ手に入るのだ.

【神の使い】
あなたが念じた時に手に入りましょう.

【カルナ】
よし.ありがとうございます.あなたは下がられよ.

【神の使い】
承知いたしました.

【退場】
  1. 2017/08/12(土) 09:48:24|
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伝バーサ作『カルナの重荷』和訳(6)

【カルナ】
恐れることはない,恐れることはない.落ち着いてください.他も聞かれよ.
体とともに生じた私の体の鎧,何千もの神・悪魔によってもこれは破られない.しかしながら,両の耳飾とともに,私は喜んで,鎧を与えよう.もしあなたがお気に召すならば.

【インドラ,喜んで】
くれ,くれ.

【カルナ,自分に向かって】
こいつが欲しいのはこれだったのか.多くの悪巧みをするクリシュナの仕業かもしれぬ.それもよし.よからぬ事を心配するのはやめておこう.迷いはない.

【声を出して】
受け取ってください.

【シャリヤ】
アンガ王よ.与えてはなりませぬ,与えてはなりませぬ.

【カルナ】
シャリヤ王よ.止めても無駄だ.見よ.
学習は,時を経て,消滅に至る.よく根を張った木々は倒れる.池にある水は涸れる.献供したもの,布施したものは,そのまま残る.
それゆえ,受け取られよ.

【切ってから与える】

【インドラ,受け取ってから自らに向かって】
よしこれらを受け取った.以前に私が,アルジュナが勝つように,一切の神々に頼まれたこと,それを今や私は実行した.それゆえ,私も,アイラーヴァタ象に乗って,アルジュナとカルナの決闘を見るとしよう.

【退場】
  1. 2017/08/12(土) 09:46:39|
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伝バーサ作『カルナの重荷』和訳(5)

【そこへ登場するはバラモンの格好でインドラ】

【インドラ】
ボーホ,雲よ.お前達は,押しとどめて,太陽について行け.

【カルナに近づいて】
ボーホ,カルナよ.大いなる施しを私は乞う.

【カルナ】
尊者よ,とても嬉しくございます.
世間で〈目的成就者〉に数えられるに至った私は,今日,大王達の冠の宝石に彩られた足蓮を持つ.しかして,大バラモンの足の埃で清められた冠を戴くこれなる私カルナが,あなたに敬礼いたします.

【インドラ,自らに向かって】
何と言うべきかな.もし「長寿たれ」と言えば,長寿となってしまおう.もし言わなければ「愚か者」だと私を侮辱する.それゆえ,二つを避けて,なんと言おうか.よし分った.

【声を出して】
ボーホ,カルナよ.太陽のごとく,月のごとく,ヒマラヤのごとく,大海のごとく,汝の栄誉が留まるように.

【カルナ】
尊者よ.なにゆえ「長寿たれ」と仰ってくださらないのですか.いやむしろ,これこそ吉祥.なぜなら,
ダルマをこそ人は努力して成し遂げるべし.蛇の舌のように移ろいやすいのが王権.それゆえ,臣民守護のみを心がけることで,体が討たれても,諸徳は保たれる.
尊者よ,何をお望みですか.何を私は与えましょうか.

【インドラ】
大いなる施しを私は乞う.

【カルナ】
大いなる施しをあなたに贈りましょう.私の威力を聞かれよ.
最高のバラモンよ,滋養ある甘露のような乳流を雨降らし,あなたが喜び,満足した子牛が後をつけ,褐色で,利を求める者がとても望み,清浄である,金の角を設えた千頭の牛を与えましょう.

【インドラ】
千頭の牛だと.僅かの間にミルクを飲み干してしまうわ.[それは]欲しくない,カルナよ.欲しくないのだ.

【カルナ】
あなたは[千頭の牛が]欲しくないのか.次も聞かれよ.
太陽の馬にも等しき王の富の手段,全ての王が認める由緒あるカンボージャ地方生まれ,美徳を有し風のように速く戦いにおいて目覚しい働きが見られた何千頭もの馬を,一度に,あなたに与えよう.

【インドラ】
馬だと.僅かの間に乗りつぶすわい.欲しくない,カルナよ.欲しくないのだ.

【カルナ】
あなたは欲しくないのか.他も聞かれよ.
こめかみには分泌物が流れ蜂たちにかしづかれ,大きな山々のようであり[雷]雲のような深い轟きを有し,敵の軍勢を踏み潰す――白い爪と牙を有す象のこの無数の群れ――を与えよう.

【インドラ】
象だと.僅かの間に乗りつぶすわい.欲しくない,カルナよ.欲しくないのだ.

【カルナ】
あなたは欲しくないのか.他も聞かれよ.無限の黄金を与えよう.

【インドラ】
戴いて行こう.

【少し進んでから】
欲しくない,カルナよ.欲しくないのだ.

【カルナ】
では大地を勝ち得て与えよう.

【インドラ】
大地でどうしろというのか.

【カルナ】
ではアグニシュトーマ祭の果報を与えよう.

【インドラ】
アグニシュトーマ祭の果報が何になろう.

【カルナ】
では私の頭を与えよう.

【インドラ】
恐ろしや,恐ろしや.
  1. 2017/08/12(土) 09:45:06|
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伝バーサ作『カルナの重荷』和訳(4)

【両者,戦車に乗りこむ仕草をする】

【カルナ】
シャリヤ王よ.かのアルジュナがいるところに私の戦車を向けよ.

【幕の後ろから】
ボーホ,カルナよ.大いなる施しを私は乞う.

【カルナ,聞いて】
なんと力強い声だ.
彼は尊き方だ.単なる最高のバラモンではない.なぜなら大いなる威力[を有するから].彼の厳かに響く声を聞いて,私のこれらの駆ける馬共は,絵に描かれた手足を持つかのように,耳をそばだて,[麗しく]カーブした目を閉じ,傾げた首に顔先を載せ,棒の様な手足はコントロールを失い,突然に立ち止まる.
彼のバラモンを呼んで来い.いやいや.私が自ら呼ぼう.「尊者よ,これへこれへ」
  1. 2017/08/12(土) 09:42:08|
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伝バーサ作『カルナの重荷』和訳(3)

【そこへ登場するは上に示したとおりのカルナとシャリヤ】

【カルナ】
まず,わたしの矢の道の目標となったが最後,王達が生き残ることがないように.先陣においてクルの人々が喜ぶことをなすであろう,もしかのアルジュナが私に見られたならば.
シャリヤ王よ.かのアルジュナがいるところに私の戦車を向けよ.

【シャリヤ】
承知仕りました.

【促す】

【カルナ】
ああ,なんと,
互いに剣を振り落とすことで体が切られた兵卒・馬・象・戦車のある大戦で,怒れる閻魔のような武勇を持つ私ですら,戦いの時に,心に悲痛がやってくる.
ボーホ,困ったことだ.
以前には,クンティー婦人に生まれ,ラーダーの息子として聞こえた私.
しかし,ユディシュティラを始めとする彼らパーンドゥの息子達は,私の弟なのだ.
これがかの時,次第に輝きを得て,美質の極にある日として,いまや,やってきた.
しかし,私が習った武器は無駄である.しかも母の言により私は止められている.
ボーホ,シャリヤ王よ,私の武器の事情を聞かれよ.

【シャリヤ】
私にもその事情を聞く関心がございます.

【カルナ】
以前のことだが,私は,ジャマドアグニの息子(パラシュラーマ)のもとに行ったのだ.

【シャリヤ】
それでそれで.

【カルナ】
それで,
稲妻の筋のように黄色く高いドレッドヘアーをいだき,昇る輝きの輪を持ち,斧を手にし,クシャトリヤを滅ぼす最高の聖者,ブリグ家系の旗である[パラシュラーマ]のところに行って,敬礼してから,傍でじっと私は立っていたのです.

【シャリヤ】
それでそれで.

【カルナ】
それで,ジャマドアグニの息子は,私に祝福の言葉を与えて,尋ねたのです.「あなたは誰か?何のためにここに来たのだ」と.

【シャリヤ】
それでそれで.

【カルナ】
それで,「尊き方よ,一切の武器を学びたく思います」と私は答えたのです.

【シャリヤ】
それでそれで.

【カルナ】
それで,尊師は私に言われたのです.「バラモン達には教えるが,クシャトリヤには[教え]ない」と.
 
【シャリヤ】
周知のように,尊師にあっては,クシャトリヤ家系の者達と因縁がありますから.それでそれで.

【カルナ】
それで「私はクシャトリヤではありません」と言って私は,武器の教えを受け始めたのです.

【シャリヤ】
それでそれで.

【カルナ】
それで,いくばくかの時が過ぎたとき,ある日,果実・根・薪・草・花を取りに,尊き師匠に私は付いていったのです.

【シャリヤ】
それでそれで.

【カルナ】
それでかの師匠は,森を歩き回った疲れから,私の膝の上で,眠り込んだのです.

【シャリヤ】
それでそれで.

【カルナ】
それで
運命から私の両腿が〈雷の口を持つもの〉という名の虫に切られた時,師匠の眠りが中断されるのを恐れて,その時,じっと痛みを堪えたのです.傷から生じた[血]がぽたぽたと落ちた彼は立ち上がって,たちまち,怒りの火で燃え上がり,悟って,私を呪ったのです.「お前の武器が,いざというときに無駄となれ」と.

【シャリヤ】
彼のお方は,なんと,ひどいことを仰ったこと.

【カルナ】
まずは武器の様子を見てみよう.

【そのようにしてから】
これらの武器は力を失ったかのように見受けられる.しかも,
これらの馬共は,弱って目を閉じ,何度もこけて力を失っている.
そしてサプタチャダ樹のような分泌液に香る象共は,戦場での退却を告げているかのようである.
ほら貝やドゥンドゥビ太鼓も音がしない.

【シャリヤ】
ボーホ,困った.これは一体どうしたことだ.

【カルナ】
シャリヤ王よ.がっかりしても仕方ない.
討たれても天界を得る.しかして勝てば名誉を得る.
いずれも世間において高く評価される.戦闘に無益なことはない.
しかも,
戦いにおいて望みを翻さないこれらの馬共は,ガルダに等しく疾駆する.
栄えあるカンボージャ(カーブル)族に生まれた[馬共]は,たとえ守る必要があるとしても,私を守るように.
牛とバラモン達が不滅であるように.夫に誓う[妻]達が不滅であるように.戦いにおいてひるむことなき兵卒達が不滅であるように.その時が来た私が不滅であるように.これなる私は,ボーホ,心澄んでいる.
パーンダヴァ達の困難な先陣に入っていって,広く知れ渡った諸の徳も高きダルマ王(ユディシュティラ)を縛って,私の最高の矢の流れでアルジュナを倒して,ライオンが討たれた森に入るかのように,楽々と入れるようにしよう.
シャリヤ王よ.では戦車に乗り込もうぞ.

【シャリヤ王】
承知仕りました.
  1. 2017/08/12(土) 09:40:55|
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伝バーサ作『カルナの重荷』和訳(2)

【それから登場するは兵卒】

【兵卒】
ボー,ボー,大王であるアンガ国の主(カルナ)に告げられるべし,告げられるべし,「戦いの時が来た」と.
プリター婦人の息子(アルジュナ)の旗の前で,象・馬・戦車に乗った喜べる王獅子達により,獅子吼が今日なされた.敵共の噪音に急ぎつつ,耐え難き光輝と勇猛を持つ〈象を旗とする者(ドゥルヨーダナ)〉が,目的を心得て,戦闘に出発した.

【ぐるっと歩き回って,見て】
おや,このアンガ国の王(カルナ)は,戦闘服をまとい,シャリヤ王とともに,自分の屋敷から出て,こっちに向かっているぞ.ボーホ.戦祭に[喜び]向かっていき,これまで[多くの]武勇が見られた[カルナ]にとり,これまでにない心の憂いはいったいどうしたことか.

というのも彼は,

激しい光に輝き,戦いと武勇において先頭に挙げられる,かの智者は,いまや悲しみに至る.夏季となり,雲の群れに邪魔された太陽が,本性上輝けるものであるように,カルナは輝いている.

では行こう.

【退場】
  1. 2017/08/12(土) 09:36:53|
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伝バーサ作『カルナの重荷』和訳(1)

第一幕

祈祷式の後,それから登場するは座頭

【座頭】
[その]人獅子の体を見て女・男・悪魔・神群・地下界は動揺し,爪なる雷の先で悪魔の主(ヒラニヤカシプ)の胸を裂いた,神々の敵の軍勢を撃ち殺す者,〈シュリーを抱ける(ヴィシュヌ)〉が,あなた方の繁栄にとってありますように.
以下のように,紳士の皆様方にお知らせいたします.

【ぐるっと歩き回って,耳をそばだてて】
おや,私がお知らせするのに忙しいのに,なにやら音が聞こえるぞ.よし見てみよう.

【幕の後ろで】
ボー,ボー,大王であるアンガ国の主(カルナ)に告げられるべし,告げられるべし.

【座頭】
よし分ったぞ.
すさまじい戦いが起き,動揺した家臣が,ドゥルヨーダナの命により,カルナに合掌しながら告げているのだ.

【彼は退場する】

序幕(終了)
  1. 2017/08/12(土) 09:32:56|
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伝バーサ作『カルナの重荷』解説(6)

6. インドラ扮するバラモンへの耳環と鎧の布施と槍の入手
ちょうどその時,バラモンが布施を乞いに来る.実は,Indra扮するバラモン,Arjunaを勝たせるために,Karṇaが生まれながらにして身に着ける耳環と鎧とを奪いに来たのである.バラモンの威厳に満ちた声を聞き,Karṇaは,高貴なバラモンと推測する.足元にひれ伏したKarṇaにたいしてバラモンは,「長寿たれ」と言うかわりに,「名声が太陽のごとくに永遠たれ」云々と祝福する.Karṇaはバラモンに何が所望かをたずねる.しかしバラモンは,通常の布施では満足せず,Karṇaの提案を次々に斥ける.最後にKarṇaは,もしお望みならば,生まれながらに身につける耳環と鎧とを布施しましょうと提案する.バラモンは喜んで受け取ろうという.Śalyaは留めたが,いったん言った以上,Karṇaはその素性を今や疑いつつも,身から耳環と鎧とを切り取り与える.その後,天の使者が来て,Karṇaに一撃必殺の槍Vaijayantī(Vimalā)を与える.後悔したIndraからの贈り物だという.Arjunaのほら貝を耳にしたKarṇaは,Arjunaとの決戦に向かう.この槍はGhaṭotkacaとの戦いにおいて用いられることになる.(Mahābhārataにおいては,Indraの詐欺事件はそれ以前であり,Ghaṭotkacaとの決闘における槍の使用も,Droṇaの死以前である.)

なお,Mahābhārataにおいて,Indra扮するバラモンがKarṇaに布施を乞う計略は,Pāṇḍava兄弟が亡命中のことであり,大戦中ではない.さらに,Mahābhārataでは,一撃必殺の槍をKarṇa自身が乞うが,Karṇabhāraにおいては,Karṇaは当初,お返しを受け取ることを拒否する.またKarṇaの父である太陽神Sūryaが夢に現れ,Indraの詐欺を警告する場面は,Karṇabhāraには現れない.
  1. 2017/08/12(土) 09:30:42|
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伝バーサ作『カルナの重荷』解説(5)

5. Śalyaを御者として出陣
大戦16日目,Droṇaの死後,Duryodhanaは,Karṇaをクル族側の大将に据える.Duryodhanaとしては,Pāṇḍu側の最強の戦士Arjunaをまず倒すことを望む.KarṇaはArjunaと戦い,Śalyaが御者となれば,Kṛṣṇaを御者とするArjunaに十分に勝てるとの感触を得る.Duryodhanaは渋るŚalyaの同意を取り付ける.

大戦17日目,Duryodhanaは使者をKarṇaの元に送り,会戦を告げる.しかし使者が驚いたことに,Karṇaの表情は悲しみに沈んでいる.Karṇaは御者のŚalyaに向かい,Arjuna――Karṇaと戦って戦死しなかった例外――の所に進むよう命じる.しかし,Pāṇḍava兄弟が,実は,自身の兄弟であることを思案してKarṇaの苦悩は増す.また弟達を殺さないという母Kuntīとの約束も重荷となる.さらに,武芸の師匠であるParaśurāmaの呪いが実を結ぶことになるのも予期している.果たして師匠の呪いどおり,Karṇaの武器は無力となっている.また馬・象は闘志をなくし,ほら貝とドラムは鈍く鳴るのみ.
  1. 2017/08/12(土) 09:29:24|
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伝バーサ作『カルナの重荷』解説(4)

4. Kuntīとの約束
大戦開始前,KuntīはKarṇaに会い,出生の秘密を打ち明ける.KarṇaにPāṇḍu側に付くよう説得し,太陽神もそれを認めるも,Karṇaは拒否する.しかし母Kuntīに,五人兄弟のうち,Arjuna以外の四兄弟のいずれも殺さないことを誓う.
  1. 2017/08/12(土) 09:28:45|
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伝バーサ作『カルナの重荷』解説(3)

3. Paraśurāmaの呪い
バラモンにしてクシャトリヤを憎むParaśurāma,武芸の師範である.Droṇaの下で修行していたKarṇaは,同じくDroṇaの下で学んでいたArjunaと事あるごとに反目する.Droṇaに飛び道具Brahmāの秘密を乞うも断られたKarṇaは,その秘密の武器を習いに,Paraśurāmaのもとに弟子入りする.しかし,Paraśurāmaは,バラモンにしか教えないと言う.そこでKarṇaは,自分はクシャトリヤではなくBhṛgu家系のバラモンだと偽り入門する.

ある日のこと,森を歩きながら疲れたParaśurāmaは,Karṇaの膝の上で昼寝する.その時,虫(実はBhṛgu仙に呪われ姿を変えた悪魔)がKarṇaの腿を刺す.しかし,師匠の眠りを妨げまいとKarṇaはその痛みに耐える.しかし,傷口から流れ出た血に師匠は目覚め,布が血まみれになるまで耐えているKarṇaがバラモンでないことを見破る.怒り狂った師匠は,「いざという時,お前の武器は役立たずとなれ」と呪う.
  1. 2017/08/12(土) 09:28:00|
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伝バーサ作『カルナの重荷』解説(2)

2. Karṇaの出生の秘密
Kuntīは,Kuntibhoja王に養育される.王の所に四ヶ月滞留したDurvāsas仙の世話をする.満足した聖仙は,出立のとき,Kuntīに,いかなる神でも呼び寄せることができ,しかもその神に等しい息子を彼女に与えてくれるマントラを授ける.そのマントラは5回までしか使えない.若いKuntīは試しにマントラを唱えて,太陽神を呼ぶ.事情を知る義理の母の計らいで,やがて生まれた赤ん坊は籠に入れられ,Aśvā川に流される.Karṇaは,身に着けている限り殺されることのない鎧と,耳環とを生まれながらに身に着けていた.Adhirathaが赤ん坊を拾い,子供のなかった妻Rādhāは喜んで育てる.

Aṅga国のAdhirathaの下,Vasuṣeṇa/Vṛṣaとして育てられたKarṇa.やがて,都HastināpuraのDroṇaの下に,弓を習いに留学する.また彼はKṛpaとParaśurāmaにも師事する.その後,彼はDuryodhanaに取り立てられ,Aṅga国の王に就けられる.
  1. 2017/08/12(土) 09:27:09|
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伝バーサ作『カルナの重荷』解説(1)

1. 解説
ここに和訳するBhāsaに帰せられる戯曲Karṇabhāra(カルナの重荷)は,T. Gaṇapati Śāstrīが1909–10年にマラヤーラム文字の写本を発見,1912–15年に連続して出版された十三戯曲のうちの一つである . (Bhāsa劇については辻直四郎『サンスクリット文学史』(岩波書店277)22頁以下参照.)

1. Svapnavāsavadatta
2. Pratijñāyaugandharāyaṇa
3. Avimāraka
4. Cārudatta
5. Pratimā
6. Abhiṣekanāṭaka
7. Pañcarātra
8. Madhyamavyāyoga
9. Dūtavākya
10. Dūtaghaṭotkaca
11. Karṇabhāra
12. Ūrubhaṅga
13. Bālacarita

このうち7–12は大叙事詩Mahāhārataに取材したもの.Svapnavāsavadattaで有名なBhāsaの年代については俄かに決定はできないが,Kālidāsa (後400年頃) が有名な詩人としてBhāsaの名を挙げるので,それ以前であるのは確かである.Aśvaghoṣa (後100年頃) とKālidāsaの間に置くとすると,後300–350頃に,ひとまず措定できる(辻『サンスクリット文学史』24頁参照).また,これらの戯曲群は,Bhāsaの原作が,ケーララの寺院付きの劇団により上演された際に用いられたものであり,原作の面影を伝えながらも,適宜改変を経ていると考えられる.

タイトルのKarṇa-bhāramは『Karṇaの重荷を[主題として]持つ[劇]』という意味である.ここでいう「重荷」とは,Karṇaが生まれながらに身に着けている耳環と鎧を直接には指す.Indra扮するバラモンに布施せざるを得なくなり,戦いを前にしてKarṇaは,それらを身から離すことになる.同時に「心の重荷」も指す.「Yudhiṣṭhira以下はお前の弟なのです」という母Kuntīの言葉から,Karṇaは,弟達を殺してはならないという重責を負うことになる.Kuru族側の大将としての責任と,しかし,その重責を果たすことができない逆の重荷.「お前の武器はいざという時に役立たずとなれ」という武芸の師範であるParaśurāmaによる呪いは,戦いに出立するKarṇaの心に重くのしかかっている.
  1. 2017/08/12(土) 09:25:09|
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集中講義: 南アジアの芸能(北田信大阪大学准教授)



現代文化論D
講義題目  南アジアの芸能
大阪大学大学院言語文化研究科 准教授 北田 信
開講時期 8月7日(月)~8月10日(木)

南アジアで行われている芸能(音楽・舞踊・演劇)を切り口に、過去から受け継いだ伝統と現代の芸能娯楽文化との繋がりを理解し、それによって現代南アジア社会を理解する。南アジアの芸能を扱った動画や音源を紹介するだけでなく、南アジア歌謡の歌唱法の初歩を受講者に実際に実践してもらう。(西洋音楽の知識がなくとも受講可能である。音楽初心者も歓迎である。) さらに伝統文化が生まれてきた背景となる歴史・社会について、様々な文献資料を用いながら理解を深める。音楽・舞踊を視覚的に表現した美術(絵画・彫刻)をも紹介する。具体的に扱う地域は、ネパール・インド・パキスタンである。

http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~syllabus/cgi-bin/table-odd.cgi?thisyear=2017&num=2911354&show=S1210000&big=B00000&each=1

106SouthIndian3201943253490534q



大学院の授業で「現代文化論」という教養的な共通科目があります.

その一つの枠で阪大准教授の北田信さんが来てくれました.

15回の集中講義

月曜から木曜までびっしり.

内容はインド音楽とそれに関連する南アジア文化全般.

彼は言語が達者で,ドイツ,フランスはもちろん,サンスクリット,プラークリット,ベンガーリー,ヒンディー,ペルシア,最近では,ネパールのネワール語(ネパール語とは全く別物)まで何でもござれ.

博士ではドイツのハレにてインド医学文献に出てくる音楽理論で博士号.

そして現在,阪大外国語学部(むかしの大阪外大)のウルドゥー語の先生(准教授).

で,彼の興味関心のど真ん中にあるインド音楽について,理論の基礎から,現代の諸相まで,時に深く,幅広く,解説してもらいました.

地域は,北インドのヒンドゥスターニー音楽のみならず,南インド,ベンガル,ネパール,パーキスターンまで.

最近はフィールドワークも熱心に行っておられ,そのビデオも見せて貰いました.

Youtubeにある豊富な貴重も縦横に駆使されていました.

私もまめにチェックして授業に取り入れるようにしないと...

授業の仕方という点でも勉強になりました.

そして,該博で正確な言語的知識.

インド諸語での原語の綴りがぽんぽんと.

ほんとに鬼才です.

印哲からは,単位は不要ですが,S君,M君の他,学部のKさん,Hさんが(可能な範囲で)出席.

インド音楽,基本的な要素が南アジアの各地域にヴァリエーションとグラデーションと混淆をもって広がり残っているというのがよく分かりました.

難しいことを優しく喋る,北田先生の解説のうまさが光る授業でした.

ベンガルのArnobも紹介.

https://www.youtube.com/watch?v=Z9aRXKdydHs

いいもの教えて貰った一週間でした.
  1. 2017/08/06(日) 18:46:15|
  2. 未分類

बाजेको सेकुवा हाउस

BSH 032
BSH 042
BSH 035

ちょっと寄ったところ,店主に「三階にあがってあがって」と誘われるまま上にいくと,そこは,異空間.

ネパールから呼んだのでしょう,プロのミュージシャンが歌って,ネパール人の家族が聞いてました.

さらに二階のカラオケルームからは,すっかりできあがった様子のネパール人の若者も参加.

踊り狂ってました.
  1. 2017/08/06(日) 00:30:46|
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क्याम्पस खोल्न

BSH 017

高校生が訪問に来るオープンキャンパス.

むかしは九大もなかったのですが,いまや,行事化してます.

毎年,この日はかんかん照り.

年々,全体の訪問者数が増えている様子.

そのせいで,印哲まで人が来るようになりました.

インドで購入したおでこシールをお土産に配布.

他研究室の様子を見に行くと,〇〇学はかき氷,〇〇学は発掘した実物の資料,〇〇史はスライド上映.

〇文の呼び込み女子は浴衣姿.

社会学の井上君がスタンプラリーの用紙とスタンプを作ってくれたので,高校生が「社会学→倫理→印哲」と,スタンプを求めて流れてきてました.

コミュ力高い二人が主に高校生に対応.

昼食時は研究室でカレーランチ.

OGのTさんも現役のSさんも,高校生の時に訪問しにきて,その後,本当に印哲に入ってきましたから,宣伝効果はあるようです.
  1. 2017/08/06(日) 00:27:06|
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