Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

キラータとアルジュナ


Kanchi 506.jpg



























向かって左は山の狩猟民キラータに身を変え弓を持つシヴァ神。

たいして右はヒマラヤの山深くシヴァ神に武器を請いに来たアルジュナです。

かれはパーンドゥの5人の息子の三男坊。牛若丸ばりの武芸の達人でヒーローです。

来たるべき大戦争に備え、シヴァ神より武器をもらうため、アルジュナは、スーパー苦行者シヴァ神をも満足させる大苦行を行います。

それに満足したシヴァ神。山の狩猟民となって姿を現します。

で、右下に見えるのは野生の猪。

なうての弓の名手、二人は同時に猪を射て「俺のものだ」と所有権を争います。

激闘のすえアルジュナの力に満足したシヴァ神は遂に望みの武器を与えます。

写真はパッラヴァ朝の都カーンチープラムのカイラーサナータ寺院。ラージャシンハ王の創建になります。後八世紀初。


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  1. 2006/03/31(金) 00:40:27|
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ポンディの海岸通り

PondySeashore.jpg

ポンディシェリの海岸。近くに堤防ができて潮流が変わり、いまでは砂浜はほとんど見られません。護岸工事により侵食を抑えています。

いちど嵐が来たときは、中央にある喫茶店のビルごと海に落っこちてしまったとのこと。ちょうど修復作業の場面に出くわしたことがあります。海側はぎっしりと石を積んで固めていました。

LeCafe.jpg


(海に面したテラスが崩れたLe Cafe、修復済み)


インド旅行をする外国人にとっては、あまりインドっぽくないポンディシェリ。面白みにかけるかもしれません。とにかく「きれい」。

旧フランス人居住区で、たくさんのアーシュラムの施設が並ぶ海岸近くの街は、きれいに掃除されています。


PondyStr4.jpg

白や黄色、薄青や薄ピンクに塗られた壁の色も全然「インド」していません。アーシュラム系のホテルはどこにいっても清潔です。

私が住んでいた市街南にある3階建ての家も、きれいに薄緑に塗られていました。(最近行ったらもっと濃い緑に塗りなおされていました。)

そんな「きれい」なポンディシェリの海岸。夕方近くなって涼しくなると、海岸通りには大挙、観光バスが押し寄せます。近隣のインド人観光客です。

かれらがポンディシェリにひきつけられる訳、それは「ベリーベリークリーン!」だから。「清潔」が観光の目玉です。


pondy1.jpg


  1. 2006/03/29(水) 19:01:42|
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アディヤール図書館の紹介状


オルコット大佐とブラバッツキー女史の創立になる神智学協会(Theosophical Society).adyar1.jpg

女史は,トリック仕掛けの「奇跡」で人を惹きつけていました.

本部にある密室の礼拝堂で,信者が神へのお願いの手紙を書き,ドアを閉じて数十分,再び開けると神からの返事が来ているという「神からのお文」は,そのトリック───女史の部屋から密室に通じる壁穴があった───を暴露する内部告発を受けて当時の一大スキャンダルとなり,遂に,イギリス人弁護士が調査するところとなったのでした.

協会側は,すぐに建物を取り壊し,証拠隠滅を図りました.しかし,神からの手紙には,特有の英語のスペルミスが多く見られ,その全てが,女史自身の手紙に頻発するものでした.

結局,事件が完全に暴露され,裁判で拘束される前に,女史はヨーロッパに逃げたとのこと.

しかし,閑静な森に囲まれ,インドの写本図書館のなかでも最も整った設備(特にエアコン)を備える現在の神智学協会アディヤール・ライブラリーからは,そのような過去は想像もつきません.

ヒンドゥー文化への回帰を叫んだベサント夫人,その他の協力により,インド全国から貴重な写本が蒐集されています

当図書館は,規則に厳しいので有名。全てが規則通りにしか動きません.館内の図書を利用するには,利用証を作らねばなりません。それには,協会関係者で地位ある人の紹介状が必要となります.

写本複写依頼の場合、インドの大概の図書館がそうであるように、自分の身分を証明する証明書あるいは何らかの紹介状が必要です。

友人はあるとき、ポンディシェリにある研究所の所長と出かけたのですが、友人はその所長の紹介状ですんなりOK.すぐに複写依頼を受け付けてもらいました。

しかし、紹介状を書いたほうの所長自身の複写依頼は、「紹介状がないから駄目」と言われたそうです。

  1. 2006/03/26(日) 23:43:50|
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ティルマラ参りのバスの檻

tirumala3.jpg
ティルマラの黄金寺院は、毎日平均5万人の参拝客で一杯です。土日となれば凄い人出。毎日お祭り状態。日本ならさしずめディズニーランドです。ボンベイあたりからも信心深い商人が大挙して、願掛けとお礼参りに押し寄せます。主要各都市からはティルパティ行きの直行バス、直行電車が出ています。

凄い数の参拝客を、麓のティルパティから山頂まで運ぶのがシャトルバス。専用のバス停からどんどん出ています。

しかし余りに多い参拝客。ほっとくと限られたバスに殺到して大変なことになります。

というわけで山頂行きのバス停に設けてあるのが監獄みたいな鉄格子の檻。何列にも並んでます。完全にジェイルです。

山頂行きのバスに乗りたい人は列に並んで、バス一台分ほどの人数に分けられ、それぞれの檻に入ります。しばらく経つと、第一の檻から第二の檻に移動。またしばらく経つと、看守みたいな人が鍵を開けてくれて、第二から第三の檻へ。

そしてようやくバスが来ると、開かれるドア。ジェイルから解き放たれた囚人のようにバスに飛びつきます。ほぼ人数分なので、座席確保はされているはずなのですが、それでも、我先にバスに飛びつきます。

ティルパティ流は、窓から荷物やタオルを席においてマーキング。お母さんは小さな子供を窓から押し込んで確保します。ほんとうに席取りの戦場です。

そんな戦場をくぐりぬけてようやくティルマラの山頂へ。そして、ヴェンカテーシュヴァラの黄金寺院の本尊をお参りに。

とおもったら、ここからが実は本番。なにしろ有難い本尊はただ一体。ディズニーランドの人気アトラクションどころではありません。ただひとつに5万人が殺到するわけです。

というわけで、そこでもジェイルが大活躍。無料の人は「サルヴァダルシャン」(万人のためのお参りコース)へ。檻に入って順番を待って、徐々に、第二、第三の檻を移っていって、ようやく最後に本尊にお参りできます。平日の空いてる日でも3時間は覚悟しなければなりません。土日ともなれば10時間ほど。檻の中でじっと待つ覚悟をしなければなりません。

そんな忙しい(?)あなたのためにあるのが「スペシャルダルシャン」(特別お参りコース)。100円ほど払います。すると、ショートカットで、檻で待っている人より先にお参りできます。わたしもこれで行きました。しかし休日だったので、それでも、3時間待ち。

今では、「スダルシャン」(楽々お参りコース)というのもあるようです。これは時間がはじめから決まっているチケット。ディズニーランドのアトラクションにも、そういえばありますね。

ともあれ、麓のバスを待つのに1時間。上まで半時間。お参りの列に3時間。一瞬お参りして、またまた帰りのバスを待って1時間。帰りに半時間。ほんとうに一日がかりのお参りでした。そのほとんどが「待つ」ことに費やされていました。

端的に言ってしまえば、この一日でやったことといえば、薄暗がりの中で本尊を拝んだことだけなんですけど。でも、ご利益抜群で、現在も多くの信者を引き付けているヴェンカテーシュヴァラです。


tirumala4.jpg
写真はティルマラのお祭りの様子。巨大な山車を引いています。

  1. 2006/03/24(金) 00:52:31|
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ティルマラの「七つの山」

Tirupati

写真(クリックで拡大)はティルパティの市内から見た聖地ティルマラの「七つの山」(サプタギリ)。


下からは見えませんが、山頂には南インド随一の金持ち寺「黄金寺院」が光り輝いています。

大変古くからここの本尊は崇められ「ヴェンカテーシュヴァラ」「バーラージー」などの名前で呼ばれてきました。

この本尊を一目「見る」(ダルシャン)、つまりお参りするために、たくさんの人が押し寄せてきます。

しかも、多くの人が、男も女も髪をつるつるに剃って。

南インドでまっさらなつるつる頭を見ると、「ティルマラにお参りしてきたな」とすぐに分かります。

寺の前にはたくさんの散髪所があります。

その髪はかつらとなって、さらに寺の経済を潤しているそうです。

  1. 2006/03/23(木) 06:13:02|
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ベジタリアンと刺身


南インドにいた2年間、基本的にベジでした。

菜食。

別に好きこのんでやってるわけでなく、近所のレストランとか行くと、基本的にベジしかないので。

選択の余地なし。

で、これも長くやってると自然と自分の腹がベジしか受け付けなくなります。

肉とかは、そもそも、全く食べる気がしなくなります。

卵も食べる気が起こらず。

さて、久々に日本に帰って刺身で歓迎してくれたはいいものの、「かつおの刺身」!

これは腹にきました。トイレに直行。

2年間の修行(?)の成果、胃のほうはすっかり菜食主義者でした。


Sawachi.jpg

写真は土佐の皿鉢(さわち)。

山盛りのかつおの刺身。

今はおいしくいただいています。

  1. 2006/03/22(水) 22:25:45|
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ネパールのサンスクリット大学


ネパールはカトマンドゥ市内にあるサンスクリット大学。


ValmikiCampus



ラーマーヤナの「最初の詩人」の名前を取ってヴァールミーキ・キャンパス。
立ち話はディワーカル・アーチャーリヤ氏と友人のカーシーナート氏。






  1. 2006/03/19(日) 11:26:52|
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