Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

Indian Logic, No. 4, 2012

インド論理学研究 第4号
インド論理学研究会

アパダーナと法華経 松山俊太郎 1-11

ガンゲーシャの「遍充五定義」における第3定義と第5定義の論理形式――図式による形式化の観点から―― 和田壽弘 13-37

『中論』第2章訳注(1) 立川武蔵 39-54

『有形象証明論』Sakarasiddhisastra「自己認識章」和訳研究(3) 新井一光 55-61

『廻諍論』第26偈を典拠とするツォンカパの思想 四津谷孝道 63-95

チベット仏教論理学における<理解(rtogs pa)>の概念について 西沢史仁 97-122

アティシャに由来するレティン寺旧蔵の梵文写本――1934年のチベットにおける梵本調査を起点として―― 加納和雄 123-161

svabhavapratibandha研究の見取り図 片岡啓 163-204

svabhavapratibandhaの複合語解釈 福田洋一 205-222

svabhavapratibandhaを解く 金沢篤 223-252

ミーマーンサー学派の隠喩論(下) 針貝邦生 253-274

Bhattikavya第1章――テキスト・和訳・註解―― 和田悠元 275-290
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  1. 2012/09/30(日) 12:13:21|
  2. 未分類

Haru Sri Lanka, Kasuga

HaruSrilanka 001

One of the Srilankan brothers who run the Srilankan restaurants in Kumamoto and Kagoshima (called "Srilanka Kumamoto" and "Srilanka Kagoshima" respectively) openend another branch in a shopping mall "the Mall Kasuga". (He opened it last year.)

Its name is Haru Sri Lanka, clearly being named after "Haru" (春:Spring) in "Kasuga" (春日:Spring-Day). ("The Kasuga Srilanka" is expected, though.)

The place is familiar among curry fans because it used to be the place of "Saraswati" (run by a Gujarati). The staffs of the Saraswati moved to another place nearby, Chandra in Ōnojō.


A Set lunch all 800 yen. (with Salad, Ice, Tea.)

HaruSrilanka 012
HaruSrilanka 015

An additional order: Katarisu.

HaruSrilanka 009
  1. 2012/09/30(日) 08:01:19|
  2. 未分類

received: Benjamin Collection 6

ベンヤミン・コレクション 6
Walter Benjamin
ヴァルター・ベンヤミン著
浅井健二郎編訳
久保哲司・岡本和子・安徳万貴子訳
断片の力
ちくま学芸文庫
1800縁+税
  1. 2012/09/21(金) 19:39:20|
  2. 未分類

Fukuoka Prize 2012

VandanaShiva-0033.jpg

プラクリティとヴィクリティとの対比なども出てきて,サンスクリット屋としては,つぼに入りやすい内容でした.

前半のシヴァさんの講演と,その後,質問票を回収する休憩の後に,後半のパネル,という二部構成.

後半のパネルは,司会者とパネリストとヴァンダナ・シヴァさんという三人が壇上に.

司会者のまとめと,パネリストのお話が長すぎたのでしょうか,5つにまとめたという質問の中で,まともにシヴァさんが回答をする時間があったのは,最初の一つだけでした.

残り四つの質問に答える時間はわずかに数分.

明らかに時間配分のミスでした.

シヴァさんの話を聞きに来たのですから,シヴァさんとの質疑応答に時間を割くべきだったでしょうが,どうも後半は,その本来の趣旨を忘れ去っていたとしか評価しようがありません.(別に誰も,日本人の話を聞きに来たわけではないでしょう.)

なんとも不満の残る後半でした.

分かりやすいように少し丁寧に話を進め過ぎた結果,時間配分を誤ったという感じです.

こういう場所でパネリストや司会に期待されるものが何なのか,という点でいい勉強になりました.(つまり黒子に徹するということです.)

会場では弘中先生に遭遇.

一緒に会場をあとにするとき,広報の方でしょうか,「市民からの感想をお願いします」と言われました.

見るからにインテリですから,弘中先生にめざとくかけよってきたのでしょうか.

広報の人も,感想を書けるような「一般市民」を探すのに苦労しているということでしょう.
  1. 2012/09/13(木) 06:59:57|
  2. 未分類

ヴァンダナ・シヴァ博士との交流会(九大箱崎キャンパス)

VandanaShiva 016

針塚さんの尽力によりヴァンダナ・シヴァ博士との交流会が実現しました.

参加者は主に南アジア研究会九州支部のメンバー.

弘中先生をはじめ,三宅先生,喜多村先生,山口先生など,いつもかわらぬ元気なメンバーでした.

約1時間のトークの後,シヴァさんとの間で活発な議論が交わされました.

最初,もう少し便利な部屋を借りようと国際交流課に話を持っていったのですが「なにそれっ」というような,剣もほろろの役所対応だったそうです.

さすが無知とは怖いものです.

対象の価値が分からないというのは取るべき対応を誤らせます.

(ちなみに九大総長は福岡アジア文化賞の審査委員長だそうです.)

というわけで,少々分かりにくい場所ですが,講義棟207講義室にしました.

文学部会議室だと,広さもマイクシステムも十分ですが,階段で4階で,エレベーターなしというエコシステムの上に,そこに通じる階段が一つしかないという迷路状態ですから,外部の方には,さすがに使いにくいでしょう.

ラクナウにある迷路の建物(Bada Imambara)を思い出させます.

にしても,最初から最後まで声量が落ちず,パワフルな方でした.

話は冒頭から,現在インドで起こりつつある問題についての具体的で深刻な話題から.

タミルナードゥのクダンクラムの原発反対運動.

そして,ダムで沈む村の「ナルマダー問題」.

いずれも開発・発展――それは一部の金持ちのための利益でしかない――という美名のもとに,多くの人々の土地・資源が奪われていくという構造を持っています.

不正義にたいして「ノー」と言うこと.

不正な法には従わないこと.

ガーンディーの塩の行進,サティヤーグラハ運動以来の精神を継承するインドの活動家の言葉には力強いものがあります.

シヴァさんは,さらに,それらの深層に何があるのかを探っていきます.

資本主義と家父長制

この合体こそがこの20年間の変化の底流にあるものだと喝破します.

話は,パンジャーブの緑の革命にまで遡ります.

インディラ・ガンディーによる「ブルースター」作戦(1984年6月)の背景にある農村の貧困問題.

緑の革命が農村に何をもたらしたのか.

そして,話題は更に,多様な種子の保全の問題.

大企業による遺伝子組み換え植物の種子の独占・特許などなど.

Navdanyaの設立とアース・デモクラシー(地球家族)の提唱.

「分散化」(decentralization)の重要性.

大きな思想と小さな実践,という対比で,意識の変革を訴えながら,身近な活動を行っていくことの重要性.

地球大学(アース・ユニヴァーシティー)をデラドゥーンに設立されたそうですが,その理念は,実生活(ライフ)から学ぶというガーンディーの理念だけではなく,自然(ネイチャー)から学ぶというタゴールの理念も受け継いでいるそうです.

破壊,貪欲の文化から,気遣い,保護の文化へと.

人間の権利,真の自由,民主主義を取り戻すことが重要だ,とのことでした.

VandanaShiva 010


「ヴァンダナ・シヴァ先生との交流会」

日時:9月10日(月) 16:00-18:00

会場:九州大学箱崎キャンパス文系地区 共通講義棟2F 207教室

    〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1
    TEL:092-642-4445   
    地図、交通案内はhttp://www.education.kyushu-u.ac.jp/accessesをご参照ください。 

     
ヴァンダナ・シヴァ(環境哲学者/科学・技術・エコロジー研究財団理事長)
竹中千春先生(立教大学/福岡アジア文化賞選考委員)

幹事:針塚瑞樹 (はりづかみずき 九州大学人間環境学研究院 助教)
  1. 2012/09/12(水) 07:44:56|
  2. 未分類

received: Helmut Krasser "Logic in a Religious Context"

Helmut Krasser
Logic in a Religious Context: Dharmakīrti in Defence of āgama
In: Can the Veda speak?
Dharmakīrti against Mīmāṃsā exegetics and Vedic authority.
An annotated translation of PVSV 164,24–176,16.
Vincent Eltschinger, Helmut Krasser, John Taber
Verlag der Österreichischen Akademie der Wissenschaften, 2012, 83-166.
  1. 2012/09/09(日) 22:40:50|
  2. 未分類

received: review article by Dr. Ryugen Tanemura

種村隆元

書評・新刊紹介

密教学研究 44, 2012, 139-161.

森雅秀著『インド密教の儀礼世界』京都・世界思想社,2011年1月刊行.
  1. 2012/09/09(日) 16:53:17|
  2. 未分類

アポーハ論

アポーハ論とは何でしょうか.

アポーハというのは,排除,という意味です.(apa脇にūha運ぶ,というのが原義です.)

ディグナーガは,「牛」という単語は,他者を排除することで自らの対象を表示すると言います.

単語の機能は,他者の排除にあるというのです.

「牛」という単語は,牛でないものを排除することで,一般的に牛というものを概念化された形で理解させるのです.

特定の個物を知覚するのとは違って,「牛」という単語を聞いた時,我々は,一般的な形で(概念化して)牛を理解します.

普遍実在論者ならば,ここで理解されているのは牛性という,全ての個物としての牛に共通する普遍だと言うでしょう.

もちろん,ディグナーガは,そのような実在する普遍を認めません.

牛性は存在しないのです.

その牛性に代わる共通性として彼が立てるのが「他者の排除」という否定的存在です.

全ての牛を牛たらしめているその本質は,実は牛性というような肯定的な実在ではないというのです.

全ての牛に共通するものは,〈牛でないものではないこと〉でしかない,というのです.

つまり,非牛でないこと,です.

非牛でないこと,とは,言いかえれば,馬等ではないこと,です.

馬等ではないことという共通性を,全ての牛は持っている,というのです.

ディグナーガは,このようなあり方を,対象だけでなく,言葉にも当てはめて考えます.

つまり,「牛」という単語それ自体も,本質的に,アポーハだというのです.

「牛」という単語――一つ一つの発声の事例――は,「牛」という単語ではないものの排除を共通性として持っているのです.

つまり,(言葉のレヴェルでの)非「牛」の排除が共通性となります.

gauḥという単語は,gauḥ以外の排除を本質とする,というわけです.

これは,ソシュールの構造主義の考え方と同じです.

音素や単語は,それ自体で存立しているわけではなく,あくまでも,他の音素や単語との関係・対立の上に成り立っています.

ソシュールがディグナーガの理論を直接に知っていたとは思えませんが,サンスクリットを知っていれば,このような発想に赴くのはある意味必然でしょう.

サンスクリットの伝統では,各単語に「のみ」evaをつけることで,その単語の存在価値を測ることが,註釈方法としてしばしば用いられます.

言の葉一枚一枚の有用性(dala-sārthakya)と言われるものです.

つまり,何が切り捨てられているのか,というのを見極めることで,その単語の存在意義を確認するわけです.

「だけ」(eva)の機能は,限定(avadhāraṇa)であり,言いかえれば,他者の排除です.

「ないない」という二重否定です.

「牛」というのは「牛だけ」という意味であり,つまり「牛以外ではない」ということです.

ここから,単語の意味一般について,他者の排除が意味だ,と結論することができます.

肯定的な牛性を立てると,様々な問題が生じてきます.

ディグナーガは,『集量論』第五章において,普遍実在論者の抱える問題点を指摘しています.

これに対して,否定的な存在である〈他者の排除〉は,様々な点で,実在する普遍が抱えることになる問題を回避することができます.

そして,立派に共通性の役割を果たすのだ,とディグナーガは主張します.

しかし,様々な批判・修正を経て,ダルマキールティ以降のアポーハ論は,ディグナーガ本来のアポーハ論とは全く異なったものへと変化していきます.

単なる否定だけで論を守り切るのは難しい,ということでしょう.

ダルマキールティや,その註釈者であるシャーキャブッディに至ると,認識内部に浮かぶイメージ(形象)の役割が重視されるようになっていきます.

「牛」という単語を聞いた時に我々の頭に浮かんでくるイメージです.

本質的に錯誤した認識内イメージ,それを,概念構想作用の直接の対象として認めていくのです.

ダルマキールティ以降の認識内イメージ説への傾斜は,ディグナーガのアポーハ論が本来的に持っていた否定的性格を,本質的に変化させてしまう危険性をはらんでいます.

ダルモッタラは,そのような危険性を察知し,アポーハが本来持っていた否定的性格,虚偽的性格を再び強調するようになります.

外界実在でもなく,認識内形象でもない,虚構形象としてのアポーハというのがそれです.

ウィーンの研究者であり,インド哲学研究の大家であるフラウワルナーは,ダルモッタラ説は,ダルマキールティ説と本質的に大差ないと結論づけています.

つまり,ダルモッタラは,ダルマキールティ説の枠内に収まるというのです.

そこに本質的な差異はない,と言うのです.

これは,大きな間違いと言わざるを得ません.

フラウワルナーのこのような歪んだ歴史観は,彼の歴史発展全般に関する歪んだ見方に影響を受けたものと見なせます.(それは,ナチのアーリヤ主義と密接に関わっています.)

ダルマキールティが頂点であり,あとは堕落する一方だ,というのが彼の基本的な見方です.

したがって,ダルモッタラが,ダルマキールティより優れているわけなどないし,そこに発展などありえない――このような考え方が,フラウワルナーの前提となっているのです.

緻密な文献学のフラウワルナーも,そこを離れて大局を論じるときは,(後代から見れば誤った)パラダイムに捕らわれていた,ということでしょう.

戦中などは「時局を論じる」などという哲学が流行るものですが,いずれ否定されるのがオチということでしょう.

フラウワルナーのダルモッタラ研究が公刊されたのは,1937年でした.

しかし,断っておかねばならないのは,大局を誤ったとはいえ,彼の緻密な文献学的成果の意義が減じることは一向にない,ということです.

それは,彼のダルモッタラ研究を見ても明らかです.

我々は,彼のチベット訳校訂とドイツ語訳という緻密な作業の上に立って,それを批判的に検討しながら,今後の研究を進めていかねばなりません.

足元がしっかりしていれば,危うからず,ということです.

結局,長く使われる研究というのは,地道な作業の成果です.

Cf. Kei Kataoka: Dharmottara's Theory of Apoha. 2010年12月25日,京都大学で行われたインド思想史学会で発表.雑誌『インド思想史研究』に掲載予定.

片岡啓2012:「言語哲学:アポーハ論」,桂紹隆・斎藤明・下田正弘・末木文美士(編)『シリーズ大乗仏教9 認識論と論理学』,春秋社.189-226.
  1. 2012/09/09(日) 09:21:54|
  2. 未分類

Nabi-san Halal, Egyptian & Indian Restaurant, Hakozaki

NabisanHalal 018
B Dinner Course 16 Euro

NabisanHalal 032NabisanHalal 031
Chicken Tawok Plate 13 Euro

Nabi-san Halal
Hakozaki 6-11-37, Higashi-ku, Fukuoka-city, Fukuoka
Lunch: 11:00-15:00
Dinner: 17:00-21:00
Wednesday Holiday
No Alcohol & No Smoking
Tel: 092 641 0200

The cook is Bengali who was once in Chennai for 12 years.
  1. 2012/09/08(土) 23:55:31|
  2. 未分類

Bangla Curry and Pakistani Biriyani, Fukuoka city

ハイダル423941Haydar34098435 Haydar, Kego, Fukuoka

箱崎九大近辺は,ナビさんがインド・エジプト料理屋をオープン.

また,北天神では,ロイヤルマハラジャが潰れて,クマリに交替.

全体的にネパール系の伸長が著しい福岡カレー業界ですが,ここハイダルは,そのような変化とは無縁です.

かわらぬいつもの家庭的な味わいです.

バングラと対照すべきは,パキスタンのザエカ(舞鶴).

チキンビリヤニは絶品です.

そしてオーナーはいつもながらリーゼント決めてます.

Zaeka 004 Zaeka, Maizuru, Fukuoka

行きつく所,大事なのは,他では出せないオリジナリティーということでしょうか.

オリジナルと言えば,こちらは,イリッチ・ゆうさんのローフードのカレー.

社領のバンビの木箱にて.

RawFood32098
RawFood402398RawFood405982342RawFood324098645q234qBambi no Kibako

おまけは香椎参道のリトルナポリ.

一つは店主が洒落で,若干,ナンの形に横長に成型してくれました.

小麦粉・窯焼つながりで,「どこのナンが美味しいですか」とか,よくお客さんから聞かれるそうです.

LittleNapoli3250982LittleNapoli5230985234Little Napoli
  1. 2012/09/08(土) 12:11:21|
  2. 未分類

Oura left for Paris

Oura 045

ロータリーの人も見送り.

賑やかな出立となりました.
  1. 2012/09/07(金) 18:19:15|
  2. 未分類

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