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Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

悠久の時間



時間論が好きな人はなぜか周辺に多いのですが,わたし自身は哲学的に鈍いのか否か,それほどピンとこなかったので,身をもって理解したのは,いまのところ,アビダルマの三世実有くらい.

ひとまず,それで満足しています.

で,いわゆる時間論はさておき,個人個人の時間の使い方感覚はいかなるものか,ということになると大別して2タイプがいます.

とくに用事をいつ終わらせるかという時間の感覚の場合ですが,

1.さっさと終わらせる
2.できるだけ先送り

というのに大別できます.(真ん中もいるでしょうし,用事の内容によるというケースバイケース派もいるでしょうが,いまは無視.)

周囲の人を見ていると,相対的に多いのは後者の感じです.

さっさと終わらせる人というのは少数派です.

(つまり,さっさと終わらせる人の方が稀少価値がある,ということになります.)

人間ですから,嫌なものには目をつむり,とりあえず先送り,というのが普通なのでしょう.

はやいひとは,いつもはやい.

ペーパーもちゃんと2週間前にはチェック用に送るし,必要書類もちゃんと期限のかなり前に送ります.

逆に,遅い人は常に遅いというのはいつものこと.

原稿が直前の場合もあるし,書類も,ほんとに締切直前.

あるいは,締切を過ぎているので,仕方なく事務にお願いする場合もあります.

後者の場合は,いわゆる「ケツに火が付かないとがんばらない,がんばれない」ということなのでしょう.

良いように見れば,ダッシュ力に自信があるのかもしれません.

そういえば,先輩のひとりは,でかけるのもぎりぎりにならないと無理というひとで,むかし,一緒に新幹線の駅にダッシュして,切符買って,改札通って,階段をかけあがったことがあります.(間に合いました.)

つきあわされるほうとしては,たまったもんじゃありません.

彼はいつもそうなので,へっちゃらという感じですが.

最近あったときも,やはり同じ行動パターンのようで,毎回,駅と空港はぎりぎりだそうです.

まあ,時間的には待ち時間が発生しないので効率的かもしれませんし,瞬間瞬間のターボで生きてるという充実感は増すかもしれません.(肯定的に見れば,ということですが.)

そういえば,いまはトレイルランニングもしているそうですから,訓練にもいいのかもしれません.

急ぐ,焦るというのは,メンタルには健康とは思えませんが,身体的には健康なのでしょう.(戒律的にお坊様は走れませんが.そういえば,その先輩,お坊さんでした.)

心の平穏というヨーガ的視点でいえば,前者の方針を貫徹するに越したことはないでしょうが,はたして,前者と後者の選択の分かれ目は,訓練次第なのでしょうか.

先生がうるさい人だと締切よりだいぶ前にどの学生も出すようになるという傾向がありますから,まあ,やはり,訓練次第という気もします.

しかし,日頃の行動パターンで,習慣性のものですから,先生が怖いという特例はさておき,一般には日常の態度が問題となるのでしょう.

癖や行動パターンは直すのが難しい,ということでしょうか.

大物になると,ほんとに最後の最後まで出さないという人がいます.

ふたり共著のAさんは仕事の早いタイプ,Bさんは遅いタイプ.

当然,Bさんが期日を守るわけもなく,ずっと出ません.

そうこうするうちにAさんが急死.

Aさんが亡くなってから,ようやくBさんが原稿を出していた,ということがありました.

原稿を出す人もそうですが,編者がなかなか仕事しないタイプだと,これまた,いつまでたっても雑誌が出ないということもあります.

わたしも,7年前ので,まだ出てないのがありますが,どうなるんでしょうね.

そのほか,海外の話でたまに聞くのは,博論原稿を(最終の正式な提出前に事前に先生に提出しても)なかなか先生が見てくれないというのもあるそうです.

机上に放置.

インドだけでなく,あちこちに流れる悠久の時間.

そういえば,むかし,相当前に(コピー不可の)証明書を提出したところ,締切日直前になって事務から「証明書を出してください」といわれたことがありました.

あまりにも前に事務に提出したので,事務の人もすっかり忘れてしまっていたようでした.

しかも,事務の人,その書類をなくしてしまっていました.

私の手元にたまたまあった別の証明書を代用で提出して事なきを得ましたが,あぶないところでした.

あんまり前に提出すると,相手が忘れてしまう,というパターンもあるようです.

ちなみに,なくなったその書類,あとから,事務机上の一画にある書類ファイルから発掘されました.

カーマスートラのウサギと象とおなじで,なにごとも,相性の問題もあるのかもしれません.

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  1. 2019/08/20(火) 19:36:34|
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