Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

Mishima and Alayavijnana

三島関連の新書に唯識の話が.

三島由紀夫 
幻の遺作を読む 
もう一つの『豊饒の海』
(光文社新書)
by 井上 隆史

三島にとっても,宇井伯寿の文章(『摂大乗論研究』)は相当に難しかったとのこと.

ネタは,もうちょっと易し目の講演本から取ったとのことでした.

しかし,山口益,上田義文,それに,松山俊太郎まで出てくるとは思いませんでした.

あとがきによれば,著者の井上隆史氏は,竹村牧夫氏に唯識の話を伺ったとのことでした.

たしかに,宇井の『仏教汎論』は,あちこちの図書館にあったりしますが,状態のいいことが多い気がします.

物理的に重い上に,三島も頭を悩ますほど難解な文章を,読み通す通人は相当少ないことでしょう.

中村元が「分かりやすい文章」を強調するのは,その反動だったのでしょうか.
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  1. 2010/11/28(日) 19:34:46|
  2. 未分類

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