Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

Kuttanimataの帰敬偈

sa jayati saṃkalpa-bhavo rati-mukha-śata-patra-cumbana-bhramaraḥ/
yasyānurakta-lalanā-nayanānta-vilokitaṃ vasatiḥ//1

彼が,勝つ,企図より生じる者(カーマ神)が,ラティ(性交)の顔・百弁(蓮)に接吻する蜜蜂が
彼にとり,恋に染まった乙女の流し目の視線が,住まい.


愛の神,カーマ神の妻はラティ(性交)です.

ここでカーマ神は,蜜蜂にたとえられています.

ラティの顔という蓮にキスするからです.

また,彼の住まいは,乙女の流し目の視線とされています.

前者の例えは一般的によく見られる蜜蜂のイメージを,蓮=顔を起点として,展開したもので,それほど意外ではありません.

後者は,少し予想外であり,この詩の眼目と言えるでしょう.

カーマの持ち物である弓や矢,あるいは,シヴァの三つ目に燃やされた体に言及するものはよくあります.

が,彼の住まいが何処なのか,というのは目新しい感じがします.

アヌラクタ・ララナー・ナヤナーンタというnのしっとりした優しい音と,若く軽く遊ぶ感じのあるラ音の連続も魅力的です.
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  1. 2013/05/20(月) 18:24:50|
  2. 未分類

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