Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

九大印哲の戸崎・赤松時代

戸崎は1977年に九州大学文学部助教授となる.1983年,伊原の退官の後,同年7月1日付けで戸崎が教授に昇任する.ライフワークである法称の量評釈知覚章の研究を『仏教認識論の研究』(大東出版社,1979年・1985年)として出版する.演習では『ウパデーシャ・サーハスリー』『唯識三十頌安慧釈』『ウバヤ・アビサーリカー』『シュローカヴァールッティカ』『ラグヴァンシャ』等,広範な演習指導を展開する.1982年10月,戸田宏文が梵文法華経の研究論文により文学博士の学位を授与されている.1983年2月末,印哲研究室は,新装研究棟一階の元独文研究室に入居した.1984年以来,10月下旬に一泊二日の日程で九大印哲研修を行い,第一回と第二回を阿蘇の麓にある筑紫短大の光雲荘,1986年の第三回を志賀島国民休暇村で行っている.また同年には,印哲初の留学生である鄭 養淑(チョン・ヤンスク)が修士課程に入学している.1987年4月23日には,非常勤講師も勤めていた針貝邦生が『古典インド聖典解釈学研究』により文学博士の学位を授与された.

1987年11月1日,京都大学人文科学研究所助手だった赤松明彦(1953年1月生)が九州大学文学部助教授として着任.赤松は,1976年京都大学文学部哲学科卒業、同大学院修士課程修了、1983年パリ第3大学博士課程修了、文学博士を授与される.論理学を中心に,インド思想全般にわたる研究で知られる.1988年には,研究室に台湾出身の陳宋元が研究生として加わる.1989年4月から,九大文学部非常勤講師となっていた中川正法は,10月に筑紫女学園短期大学の講師に就任.1990年3月17日には,白寿を迎える干潟の祝賀会が催される.1990年5月には,九大と広大が中心となって発足した西日本インド学仏教学会の第一回の学術大会が志賀島にて開催される.1991年8月には『伊原照蓮博士古稀記念論文集』が上梓され,9月28日に西鉄グランドホテルにて祝賀会が催された.1991年10月には,台湾から研究生として釈見弘を迎えている.1992年には,外薗幸一が『ラリタヴィスタラ』の研究で文学博士の学位を取得.戸崎は1993年,九州大学定年退官.同年九州大学名誉教授となる.同年8月に,山口女子大学教授となる.

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  1. 2013/08/04(日) 09:13:41|
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