Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

アビナヴァグプタ

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ベンはアビナヴァ研究

いまは,アビナヴァのあれこれの著作の冒頭や結部を読んで,「個人情報」を総ざらえ中.

ここのところは,PTVの結部.

これがなかなか面白い.

アビナヴァの先祖だけでなく,学生の紹介まであったりします.「良家の生まれのラーマデーヴァ君は...」といった具合です.

そして,結構な皮肉を込めながら,著述の動機を語っています.

自ら迷える誤った愚かな師が,愚かな弟子を受け入れ迷わしめ,この世の束縛から逃れられないままにしてしまう.

師から弟子への痴の連鎖です.

「真理の教師と思い上がってる多くの人に,このわたしも,迷わされたのだ」とアビナヴァは言います.

「彼等の舌は,『真理』という二音にすら触れてない」とまでアビナヴァは言い切ります.

いつの時代も,いい師を見つけるのは難しい.

幸いアビナヴァは,シャンブナータという師を得て真理を理解するに至ります.

彼は,想定する読者層についても,強烈な言葉を残しています.

つまるところ,10万人に1人であっても,そのごく僅かな理解力ある人が彼の著作を読んでくれれば,労も報われるのだそうです.

分析力があっても彼岸に赴けない中途半端な人にたいしては,「そんな愚者はディク」と言っています.

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  1. 2015/03/19(木) 01:35:23|
  2. 未分類

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