Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

インド論理学研究 7

奥付は2014年11月となっていますが,実際には2015年3月に出たところです.

赤松先生の論攷が冒頭に来るのかとてっきり思っていましたが,桂先生でした.

あれもこれもと読みたいものがそろっていますが,どれもこれもドイツパンのように中身の詰まったヘビーそうな論文です.

消化はおろか,かんで飲み込むだけでも時間がかかりそうです.

冒頭から,桂論文,赤松論文を読了.

小川先生のは,いつもながらのガチンコ論文の様子.

タイトルから中身は既に分かります.

心して読まないといけません.

二論文を読むと,先人の積み重ねがあって研究の現在の地平があるということが分かります.

そして何よりも,編集人の金沢先生に感謝です.

すばらしい先輩方がいてラッキーです.

この雑誌を読むと,母語の日本語であれこれと議論できることの幸せを感じます.




インド論理学研究 平成26年度(第Ⅶ号)《インド言語哲学特輯号》

<目次>
清弁とアポーハ論(桂紹隆)1-30

ディグナーガの「他者の排除」の定義にかかわる断片をめぐって
 ―シンハスーリ『論理哲学探究』第8章の研究(1)―(赤松明彦)31-52

パーニニ文法学<言葉の領域外不使用の原則>について
 ―ディグナーガ「アポーハ論」の文法学派的解釈(小川英世)53-78

『ニヤーヤ・バーシュヤ』の推理論とディグナーガのアポーハ論
 ―推理命題における述語概念のアポーハから語の意味としての概念のアポーハへ―(狩野恭)79-94

ダルモッタラの概念論―付託と虚構―(片岡啓)95-137

戯論と分別(松本史朗)139-164

長老サングラーマジットの物語(松田和信)165-176

ツォンカパ中期中観思想における言語論的転回について(福田洋一)177-199

中観帰謬派における分別の否定(四津谷孝道)201-226

チベットにおける他者排除(anyāpoha)論の形成と展開
 ―11-12世紀サンプ系論理学の伝承を中心として―(西沢史仁)227-282

チベット中観思想における自性の概念(根本裕史)283-299

ガンゲーシャの言葉補充説(岩崎陽一)301-314

Vikalpaの浄化とSattarka―Tantrāloka 4.1-32和訳―(高島淳)315-341

Yogabhāsya III-17(下)(和田悠元)343-362

śabdatattvaとスポータ説批判(金沢篤)363-387


<奥付>
発行日:2014年11月30日
発行者:インド論理学研究会(駒大金沢研究室内)
発行所:山喜房佛書林(Tel:03-3811-5361)
定価:8,500円(税別)
ISSN 1884-7382
ISBN 978-4-7963-0252-4 C3015
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  1. 2015/03/26(木) 20:22:46|
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