Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

How did Tantras Establish Their Authorities? Relationship between Tantras and Traditional Religions

A panel held at Nihon Indogaku Bukkyo Gakkai 66th Meeting at Koyasan on 2015 Sep 20


13:40-16:10


1. Chairman: Ryugen Tanemura
2. Alexis Sanderson: Sakta-Saiva and Buddhist Tantric Strategies of Acceptance
3. Toru Tomabechi: Sunya in Saiva and Buddhist Tantrism
4. Harunaga Isaacson: Strategies of Supremecy: Claims for the superiority of the Mantranaya over the Paramitanaya in late Indian tantric Buddhist texts

SandersonHarunaga342.jpg

タントラ研究の大御所が集合.

サンダーソン教授にアイザクソン教授.

最強です.

そして,日本からは,苫米地さんと種村さん.

まず司会の種村さんから趣旨説明.

トップはサンダーソン教授.

ハルが仏教側の資料を紹介するので,今回は,少し内容を変更して,主にシャイヴァの側の資料に限定.

シヴァ派がメジャーになるべくヴェーダ伝統の保守的バラモンの中に食い込んでいく際に,最終的に取り込まれてしまわないように,どのようにしてその緊張関係を保ったのか,という視点.

つまり,中に入りながらも,独立性を理論的に保とうという姿勢の表れを,あれやこれやの資料の中に読み込んでいくというもの.

ヴェーダの権威を低レヴェルのその範囲内では認めつつも,高次に於いてはシヴァ派の優越を説くという二階建て戦略です.

苫米地さんは,四つのシューニヤの導入の契機を考察したもの.

仏教とシャイヴァの交流,交錯,共有.

概念の行き来がどの程度,教学の体系の深いところにまで及んでいるのか,その深浅を見極めるのは結構むずかしいということでした.

ハルは仏教タントラにおける戦略.波羅密多道と真言道が同じ目的を有しながらも,後者がいかに優れているかという立ち位置の守り方.

ところで,ハルとフランチェスコの共著

Harunaga Isaacson and Francesco Sferra:
The Sekanirdesa of Maitreyanatha with the Sekanirdesapanjika of Ramapala: Critical Edition of the Sanskrit and Tibetan texts with English Translation and Reproductions of the MSS. Napoli: Universita degli Studi di Napoli "L'Orientale", 2014 (appeared 2015)

が,ようやく出たそうです.辞書みたいな大きさでした.
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  1. 2015/09/21(月) 11:59:17|
  2. 未分類

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