Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

読書会の進め方

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今回,気がついた点.

やはり,『ラグヴァンシャ』のパンジカーのように,カーヴィヤを読む場合は,註釈で読書会をしたほうが,取っつきやすいような気がします.

カーヴィヤだけを読むと,知らない人にはハードルが高すぎるので.

理解し終わっていると,味わいが楽しいのですが,理解する以前にはよく分からないので,やはり,はしごをかけてやるという意味で,注釈文献を通して徐々に登らせていく方が,今回のように予習時間が余り取れない場合の進め方としては,よいような気がします.

あるいは,自分の翻訳を鍛えたいならば,ラフな英訳くらいは事前に用意して,その上に立って,皆で検討したほうがいいかもしれません.

掛詞(シュレーシャ)の場合,いろいろと議論が分かれる可能性があるし,それが詩の醍醐味でもあるので,最初(基本的理解)のほうで時間を潰すよりは,基本的な意味の向こうにある問題に行き着くためには,最初の所のハードルを低くしてやる必要があると思います.

もう一点.

やはり,刊本を読むのではなく,自分のエディションを用意するというのが重要だと思います.

その場の音は空に消えていくので,やはり,どこかに前進した証拠を残す必要があります.その作業は,まずエディションに関して為されるべきです.

さらにもう一点.

自分のエディションを用意する場合,ずらずらとヴァースを並べるのではなく,やはり,文脈に沿った分節化という作業は必要だと思います.

つまり,段落分けです.

項目が5つ挙がっているならば,やはり,(1)(2)(3)(4)(5)というように,見出しを付けて,容易に分かるようにすべきだと思います.作者が明らかに意図していたものをテクスト上に表わすのに躊躇する必要はありません.(もちろん,エディターが付加したものである,ということは断る必要はありますが.)
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  1. 2016/02/25(木) 20:18:13|
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