Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

ākāṅkṣāpūraṇābhāvaḥ

sriim1.jpg

文意の成立のためには,期待,近接,適合性が必要となります.

Cf. TV ad 2.1.48 (A 455.16-17):
ākāṅkṣā saṃnidhānaṃ ca yogyatā ceti ca trayam/
saṃbandhakāraṇatvena kḷptaṃ nānantaraśrutiḥ//

「牛を」とだけ聞くと,期待が満たされず,「連れてこい」などが要請されます.

「ドアを」も同じ.「閉めろ」などとなります.

では,この「シュリー(=ガジャラクシュミー)を」の第2格は,何を求めて彷徨っているのでしょうか.

しかも,繰り返されています.

補うなら「与えよ」(dehi)でしょうか.




ガジャラクシュミーの作例としては,マハーバリプラムの石窟寺院が有名.

Mahabali2 169

パッラヴァ朝特有のこの丸みが魅力的です.
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  1. 2016/10/10(月) 18:55:12|
  2. 未分類

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