Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

相対論批判

マンダナによるジャイナ批判の文脈で,相対主義anekaantaは絶対的なものaikaantikaなのか,あるいは,相対主義も相対的なものanaikaantikaなのか,という批判を,マンダナが含意するところを受けて,ヴァーチャスパティが明確に表現していました.

しかし,見た目の形のようにどんどん変わる部分(paryaaya)もあれば,黄金や粘土といった変わらない部分(dravya)もある,というジャイナの見方は,実際の所,現実的な考え方ではあります.

仏教のように究極的な刹那刹那の個に徹するのも,また,アドヴァイタのように絶対的一元の有に徹するのも,いずれも窮屈に過ぎます.

別非別論のクマーリラや,相対主義のジャイナくらいが,現実に処するには「良い加減」だと思います.

「この世は全て有です」と言われても,「全ての言葉は全体として単一です」と言われているのと同じで,とりつく島もありません.

お説は拝聴いたしますが,では,どうしろと,,,
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  1. 2017/02/20(月) 22:53:05|
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