Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

Ratnākaraśānti on Prakāśa

夏のトロントIABSの予行演習として龍大桂研にて発表.

PPUの外道批判の箇所について,すなわち,ラトナーカラシャーンティが他学派(三学派)のprakasa説を批判する箇所について,内容を分析したもの.

プラカーシャ,すなわち,知られた性・認識対象性・明瞭性などと呼ばれるものを,認識活動の結果として認識対象の上に生まれる属性とするのがバッタ派です.すなわち,輝き出しは対象の属性です.

プラカーシャというものを別個に立てることなく,認識の生起をもってプラカーシャと見なすのがニヤーヤ学派.アートマンの性質である認識の生起がプラカーシャであり,何か別にプラカーシャなるものがあるわけではありません.

有情であるアートマンの属性であるプラカーシャ(光)が無情な対象と接触することで対象が輝き出す(輝き出させられる)とするのが「他の人」(apara).ここでは主体の属性として光が考えられています.(イメージすると提灯あんこうみたいなものでしょうか!)

提灯あんこう


最後のは,主にプラバーカラ派を念頭に置いているのでしょう.

以上が,ラトナーカラによる敵説の記述.

もちろん,無相唯識のラトナーカラから見れば,いずれも間違いです.

なお,現代科学的に一番ましなのは,ニヤーヤ学派でしょう.

【PPU集中研究会】
03/21(火)13:00-17:00(清風館3F共同研究室1・2)
 片岡啓 "Ratnakarasanti on prakasa"
 +PPU読書会

03/22(水)10:00-17:00(清風館3F共同研究室1・2)
 早島慧「Prajnaparamitopadesaにおける三性説」
 西山亮「『般若波羅蜜多論』における中観思想」
 +PPU読書会
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  1. 2017/03/21(火) 22:51:17|
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