Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

伝バーサ作『カルナの重荷』和訳(6)

【カルナ】
恐れることはない,恐れることはない.落ち着いてください.他も聞かれよ.
体とともに生じた私の体の鎧,何千もの神・悪魔によってもこれは破られない.しかしながら,両の耳飾とともに,私は喜んで,鎧を与えよう.もしあなたがお気に召すならば.

【インドラ,喜んで】
くれ,くれ.

【カルナ,自分に向かって】
こいつが欲しいのはこれだったのか.多くの悪巧みをするクリシュナの仕業かもしれぬ.それもよし.よからぬ事を心配するのはやめておこう.迷いはない.

【声を出して】
受け取ってください.

【シャリヤ】
アンガ王よ.与えてはなりませぬ,与えてはなりませぬ.

【カルナ】
シャリヤ王よ.止めても無駄だ.見よ.
学習は,時を経て,消滅に至る.よく根を張った木々は倒れる.池にある水は涸れる.献供したもの,布施したものは,そのまま残る.
それゆえ,受け取られよ.

【切ってから与える】

【インドラ,受け取ってから自らに向かって】
よしこれらを受け取った.以前に私が,アルジュナが勝つように,一切の神々に頼まれたこと,それを今や私は実行した.それゆえ,私も,アイラーヴァタ象に乗って,アルジュナとカルナの決闘を見るとしよう.

【退場】
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  1. 2017/08/12(土) 09:46:39|
  2. 未分類

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