Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

伝バーサ作『カルナの重荷』和訳(7)

【シャリヤ】
ボーホ,アンガ王よ.あなたは騙されたのです.

【カルナ】
誰に?

【シャリヤ】
インドラにです.

【カルナ】
そうではない.インドラが私に騙されたのだ.なぜなら
多くの祭式・献供でもって再生族に満足させられ,王冠を有し,悪魔の軍勢を潰し,神の象(アイラーヴァタ)のはためきで指は荒れ,パーカ[という悪魔]を懲らしめる[インドラ]は,私により,目的を成就したのだ.

【バラモンの格好で入ってから】

【神の使い】
ボーホ,カルナよ.鎧と耳飾を受け取って後悔を生じたインドラが,あなたに恩寵を与えました.パーンダヴァ達のうちの一人を殺すための必殺の武器である〈無垢〉というこれなる槍をお受け取りください.

【カルナ】
いや,[一度]与えたものを再び受け取りはしない.

【神の使い】
バラモンの言により,受け取られよ.

【カルナ】
バラモンの言だと.私はこれまで踏み越えたことがない.いつ手に入るのだ.

【神の使い】
あなたが念じた時に手に入りましょう.

【カルナ】
よし.ありがとうございます.あなたは下がられよ.

【神の使い】
承知いたしました.

【退場】
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  1. 2017/08/12(土) 09:48:24|
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