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Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

Nabi-san




生協で食べようと,いつものようにのこのこと出かけていくと,2時過ぎで,すでに学食が閉まっています.

夏休みスケジュール進行.

ランチ難民と化してしまいました.

そうなると,「日本最大級のキャンパス」という謳い文句が,逆に,呪いになってきます.

なかにはなにもありません.

キャンパスの外にでるのも遠い遠い.(すぐそこの正門でたら何かある本郷とは偉い違いです.)

歩いて歩いて坂下のナビさんへ.(東大でいえば,上野公園方向まで降りる感じ.)

幸い,「ナビさん」は開いてました.

砂漠に水,絶望に神,アッラーアクバル.

ちょうど年上コックが外にでるところ.

入れ違いで一瞬心配になりましたが,なかには,ナビさんと,最近はいった若いコックがいました.

マトンビリヤニ800円.

なかにはジャガイモが隠れています.



夏といっても,ちょこちょこと用事が入れられます.

なんとか入試の類.

秋入学によって機会が増えてよろしかろう,などということを言いだすと,入試業務が増えるということで,しかも昨今は,別室受験という「合理的配慮」も必要な世の中ですから,当然,駆り出される人員・要員もそれに沿って増えることになります.

不測の事態に備えて予備要員などという要員まであります.

こっちにも合理的配慮してくれ,と言いたいところですが,それを言い出すのはきっと不合理だと思われるのでしょう.

そういえば,むかし,「持病があるので,長時間の監督は無理です」などといって,監督業務をすべてポアする豪胆な爺ちゃん先生がいましたが,なるほど,合理的配慮を逆手に取ると,ああなるんですね.

同僚に迷惑がかかるので,わたしにはとてもできませんが.

業務は仕事なんだから当然だ,という声はあるでしょうが,その結果が,論文数の減少という国際的な意味での研究競争力の低下につながっているのは言うまでもないでしょう.(世界ランキング100位以内を目指すことを社是とされている我々にとっては研究も仕事です.)

人間の時間は限られていますから,片方が2時間増えれば,他方が2時間減る,というのは道理です.

授業のないせっかくの期間に,ちょこちょこと仕事をいれられる,これが一番こまります.(囲碁の名人のようにスケジュールの急所をついてきます.)

2週間以上海外となると,いろんな支障が出てきます.(なので,すっかり諦めました.心が折れた,といえばいいでしょう.)

そして,これが,一部の種類の研究にとって致命的であるのはいうまでもないでしょう.

文化人類学者にとっては言わずもがな.

インドなど,先も読めず,時間のかかる場所での長期の調査旅行など,現在の制度では土台無理というもの.

いかぬがまし.

遠い遠いセピア色の昔には,インドに行くなら4週間くらいは必ず行ってましたが,夢のまた夢.

西インドの図書館めぐりは,まだ行けてませんが,年も取ったし,業務はこんな状態だし,無理していく気もうせました.

年を取るということは,こういうことでしょうか.

やる気をくじかれたとでもいうのでしょうか.

熱いうちに行かしておいてくれればよかったものの,若ければ若いほど,業務を無視する厚かましさはありませんでしたから,無理というもの.

まあ,人間,いつの世もいろんな制約の中で,やれることをやるだけですから,こういう制約下でのゲームとでも思って,可能なことをやるだけです.

すでに作業をせねばならない写本も山とありますし.

家での作業だけで,すでに,何回うまれかわっても足りないほど写本はあります.

したがって,合理的配慮のできるオトナとしては,先の読めない調査旅行は終了.

今後いくなら弾丸的な一箇所集中方式とならざるをえません.

しかし,一箇所に集中すると,そこがだめだったときのダメージが大きすぎます.

リスク分散の原則に反します.

つまり,合理的に考えると,いかぬがまし.

インドで先が読めたら苦労しません.

町中停電で,図書館のコピー機も,その日は一日中つかえなかったりするのが普通だったりしますから.

そういうときはそういうときで,図書館のスタッフとゆっくり雑談でもするしかありません.
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  1. 2019/08/30(金) 07:00:51|
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