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Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

幻術師の醒めたまなざし



呪文でもって,木片が心の中で象に見える場合,実際には,心像に象はいません.



心像

本当にあるのは,木片だけです.

同じように,所取・能取の二取は,心像にはありません.

二取を見ないことで,二取のイメージも消えてなくなる.
それ(二取のイメージ)がなくなることで,二取の無という円成実が証得される.(TSN 33)


との謂は,この意です.

心像にもはや象を見なくなったとき,その人には木片しか見えていません.

この時,象のイメージも消え去っています.

醒めた視線で世界を眺める幻術師のまなざしです.

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  1. 2020/05/23(土) 13:41:45|
  2. 未分類

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