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Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

シヴァとパールヴァティーの結婚式(概要)

苦行をしているパールヴァティーのもとを七聖仙が訪ね,シヴァ神がパールヴァティーと結婚したがっていると告げました. たちまちそれまでの苦行の疲れはいえ,パールヴァティーは,長い間の苦行が実ったと思いました.パールヴァティーは両親のもとに戻り,父親であるヒマーラヤ山は,壮大な結婚式の準備に取りかかりました. 季節も体を取ってヒマーラヤ山を助けました.また風は松を使ってはき清めました.森の神々は花飾りを作り,幸運の女神ラクシュミーは如意宝珠を飾りとして,ヒマーラヤ山の家にとどまりました. 蛇,半神族,天の楽人など,全員がヒマーラヤ山の従者となりました.川や海,そして,メール山をはじめとするすべての山が,ヒマーラヤ山を助けました.神々はガンダマーダナ山において装飾を集めるのに熱心でした.ヴィシュヌ神はシヴァ神に仕え,最高の飾りを持ってきました. ブラフマー神はシヴァ神に話しかけながら,月をシヴァ神の飾り付けました.インドラは,シヴァ神の灰を塗った体の粉を樟脳の粉で二倍にしながら,サンゴで飾り付けました.風は牛を飾り立て,他の神々もシヴァ神の周りを右回りに周ってシヴァ神を崇めました. 戸口にいるシヴァ神の従者ナンディルドラに話しかけながら,ヴィシュヌ神は「私をシヴァ神に引き会わせよ」と何度も何度も言いました.中に入ったヴィシュヌ神は膝を地につけながら,「シヴァ神よ,あなたはなんと美しいことか」と語りかけました. そして「以前にあなたが願いを叶えることを約束したラティ(シヴァに体を燃やされたカーマ神の妻)がここにいます.カーマを作り出してください」と言いました.シヴァ神は,自らの意志でカーマ神を作り出しました. それからシヴァ神は牛に乗って,ヒマーラヤ山に向かいました. 従者ナンディルドラは,我先に行こうとする人々に向かって言いました.「石ででこぼこの山々は遠ざかれ.星々は光を柔らかくせよ.海は固くなれ.インドラをはじめとする神々はゆっくりと先頭を行け.風は埃が立たないよう優しくなれ.太陽と月とは,暑すぎず寒すぎないよう,同時に働け.風はパラソルを揺らしながら鈴を鳴らせ.」と. このようにナンディルドラが言ったので,ブラフマー神やヴィシュヌ神など全員は,秩序正しくヒマーラヤ山に向かいました.その後,シヴァ神がヒマーラヤ山に到着しました.シヴァ神を一目見ようと,ヒマーラヤの町の全員が家々から出て道で待っていました.女性達は邸宅の窓からシヴァ神を見て,パールヴァティーのすさまじい苦行をほめたたえました. それからシヴァ神は,パールヴァティーを見ようとして,ヴィシュヴァカルマンの作った宝石製のヒマーラヤ山の家に入りました.インドラは何千もの遊園を持ち,黄金の蓮が輝く家を見て,自分が目を持っていることをありがたく思いました. ヴィシュヌ神は門番として,ひとりずつ中に入れていました.一部の者は,押し合いの中,宝石の腕輪を落としながらも,なんとかヴィシュヌ神に気づかれずに中に入り込みました. ヒマーラヤ山の願いにより,ブラフマー神が結婚式を執り行いました.ブラフマー神はその四つの顔で,めでたい賛歌を歌いました.シヴァ神がパールヴァティーの手を取って結婚が成立したとき,インドラをはじめとする神々は,「やれやれ,これで悪魔ターラカの恐れも消えた」とお互いにほっとしました. ヴァルナ神は宝石を持ってきました.火の神アグニはシヴァ神に装飾を与えました.インドラはパラソルを支え,ヴィシュヌ神はシヴァ神に席を勧めました.ナーラダとトゥンブルはふさわしい曲を演奏しました.
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  1. 2007/07/26(木) 19:59:28|
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