Pratibhanusarini --- 九州インド哲学ブログ2

On Indian Philosophy and Buddhist Studies

ラーマの肌の色

インドの二大叙事詩といえば,『マハーバーラタ』(大いなるバラタ族)と『ラーマーヤナ』(ラーマ王子の行程)

策士のクリシュナ(Krishna: 青い・黒い)は,もちろん,名前が「クリシュナ」ですから青黒く描かれます

『マハーバーラタ』に組み込まれた説教「バガヴァッドギーター」を描いた絵も,当然,御者のクリシュナは青黒い方です

パワーポイントで絵を見せながら講義していると,『ラーマーヤナ』のラーマも青く描かれています

「ラーマはなぜ青いのですか」というのが,よくある質問です

たしかに,肝臓でも悪いのか,と日本人なら思ってしまいます

クリシュナが黒いのは文字通りだから分かるとして,ラーマは何か文献に根拠があるのでしょうか

と思って検索したら,すぐにありました

Ramayana II 2.33a: raamam indiivara"syaama.m(睡蓮の[ように]黒きラーマを)

睡蓮のインディーヴァラとは,Nymphaea stellataのことです

「睡蓮のように黒い」といいますが,日本人なら,睡蓮は,紫や青紫に見えます
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  1. 2010/05/27(木) 18:26:14|
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